6月29日という、関東の早すぎる梅雨明けから始まった今年の暑すぎる夏。猛暑の指数となる35℃超えも連日となり、いまでは日常化しつつあります。 特に京都では38℃以上の日が一週間にわたり、7月24日開催予定だった祇園祭の「花傘巡行」が中止になりました。 祇園祭・花傘巡行、酷暑予想で中止 花傘巡行は1966年、前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)が合同巡行となったのを契機に始まった。例年は花街の芸舞妓や子どもたちの神輿(みこし)など約850人が八坂神社を出発し、四条、寺町、御池、河原町の各通を経て再び四条通を通って同神社までの約4キロを練り歩く。 今年の京都市は、7日連続で最高気温38度以上を観測するなど酷暑が続いている。熱中症で死亡する事例も全国で相次いでいることから、21日に関係者が協議し、巡行自体を取りやめることを決めた。花傘巡行の中止は前日の雨の影響で準備ができなかった2003年以来。 (京都新聞 2018年7月21日掲出) 夏祭りの子ども神輿や校外活動が中止になったとの声も聞こえてきます。しかもそれだけではありません。今年は夏休みの定番、学校プールの開放も見合わせる所が増えています。 夏休み異常事態、プール水温35度... 開放中止相次ぐ 淡路 全国的に猛烈な暑さが続く中、兵庫県淡路島内の小学校で夏休みのプール教室を中止する動きが広がっている。気象庁によると、洲本市では24日、最高気温が37・1度と観測史上最高を記録。あまりの暑さにプールの水はぬるく「のぼせる」ほどだ。夏休みの学校に児童らがはしゃぐ姿はなく、セミの声が響くばかりとなっている。 (神戸新聞NEXT・西井由比子、高田康夫、内田世紀 2018年7月24日掲出) プールの水温を下げることは難しいでしょうから、これからは7月、8月を避けて、涼しくなる9月からプール開きするようになるのでしょうか。 猛暑の年は、台風が多いそうですが、南の熱気も一緒に運んでくるからでしょうか、台風一過はさらに暑さが厳しく感じられます。昔は適度に夕立があったのに、いまでは一雨降ると水害が起きてしまいます。 まだ気が早いですが、8月の残暑が思いやられます。 ※「プーシキン美術館展---旅するフランス風景画」より 大阪展:2018年7月21日(土)~10月14日(日)/国立国際美術館(大阪) 日本の気候が温帯から亜熱帯に移りつつあるのかもしれません。このままでは植物分布も変わってしまい、いずれ日本列島の風景も今とは違うものになるかもしれませんね。(水田享介) --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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