黒澤明は言わずと知れた日本を代表する映画監督です。その黒澤監督が亡くなって20年目の今年、東京・京橋の「国立映画アーカイブ」では、「没後20年 旅する黒澤明」展を開催しています。(9月23日まで) ◆概要◆ 展覧会「国立映画アーカイブ開館記念 没後20年 旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより」展 http://www.nfaj.go.jp/exhibition/kurosawaposters/ ※展覧会チラシ 会場:国立映画アーカイブ 展示室(7階) 会期:2018年4月17日(火)- 9月23日(日) 開室時間:11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで) ※毎月末金曜日は11:00am-8:00pm(入室は7:30pmまで) 休室日:月曜日、8月7日(火)~12日(日)、9月4日(火)~7日(金)は休室です。 観覧料:一般250円(200円)/大学生130円(60円)/シニア・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、2017年度までに入手されたMOMATパスポートをお持ちの方、東京国立近代美術館及び国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料 国立映画アーカイブの開館記念企画となるこの展覧会では、黒澤明研究家・槙田寿文氏のコレクションから、世界30か国にわたる黒澤映画のポスター84点を中心に、海外とのかかわりを示す資料も展示し、その卓越した国際性に光を当てます。 展覧会チラシ(pdf)のダウンロードはこちら http://www.nfaj.go.jp/fc/wp-content/uploads/sites/5/2018/03/kurosawaposters.pdf 「世界のクロサワ」らしく、その映画作品は世界中のアーティスト、グラフィックデザイナーの心を激しくゆさぶったようです。 世界各国で作られたクロサワ映画のポスターは、巡り回って今度は私たち日本人の心に新鮮なインスピレーションを与えてくれます。 筆者は、『七人の侍』イギリス版ポスター(ピーター・ストロスフェルド)のオリエンタルな味のあるイラストに引かれました。 また、三船敏郎がクロサワ映画の象徴的な存在であったことを、外国ポスターから再認識することができます。 ところで、京橋の映画といえば、ある年代以上の方なら、「あぁ、あのフィルムセンター」、と思ったことでしょう。日本映画に限らず世界中の名画を数百円で上映していた大変ありがたい映画館として知られていました。 筆者も学生時代からコピーライター見習い時代には、何度も足を運んだ懐かしい場所です。 「国立映画アーカイブ」は、その「フィルムセンター(東京国立近代美術館フィルムセンター)」が独立し、今年2018年4月1日に設立されました。 うれしいことに、安価な映画上映は「国立映画アーカイブ」でも継続しています。 正式名称は、「独立行政法人国立美術館 国立映画アーカイブ」。今後どんな活躍を見せてくれるのか、とても楽しみですね。(水田享介) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ■関連リンク 「国立映画アーカイブ」(公式サイト) http://www.nfaj.go.jp/ --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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