東京国立近代美術館(東京・竹橋)では、明治~大正~昭和まで日本を代表する日本画家でありつづけた、日本画の巨匠、横山大観の大回顧展を開催します。 本展は横山大観(1868-1958)の生誕150年と没後60年を記念し、代表作を網羅した10年ぶりの回顧展となります。 ※展覧会ビジュアルイメージ 「生誕150年 横山大観展」 http://taikan2018.exhn.jp/ 会場:東京国立近代美術館 1F 企画展ギャラリー ・ 2F ギャラリー4 会期:2018年4月13日(金)~2018年5月27日(日) 開館時間:10:00-17:00 ( 金曜・土曜は10:00-20:00 ) *入館は閉館30分前まで 休館日:月曜(4/30は開館) なかでもひときわ目を引くのが、日本一長い「画巻」、「生々流転」(重要文化財)の一挙公開です。 ※会場風景(内覧会:撮影・木村直人) その長さは40メートル以上。雲からしたたり落ちたしずくが、流れとなり、森や動物、人々を潤し、川となり、いつしか大海をめざす・・・。 形のない水がさまざまな形と名前をあたえられ変転し、流転する様は、人生のようであり、自然のさだめのようでもあります。 見る人に何かを感じさせずにはおかない超大作です。 また、「夜桜」と「紅葉」が同時展示という、春と秋を象徴する名画の競演は会場に華やかさを漂わせることでしょう。 ※「夜桜」(左隻)1929年、横山大観、大倉集古館蔵 東京展:5月8日~5月27日 京都展:6月8日~7月1日 ※「紅葉」(左隻)1931年、横山大観、足立美術館蔵 東京展:5月8日~5月27日 京都展:6月8日~7月1日 一見、デザイナーの作かと思わせるデフォルメされたさまざまな富士山にも心を奪われます。 ※会場風景(内覧会:圧倒的な雲の存在感) 白眉となるのが、大観ファンですら見たことがない、約百年ぶりに発見された「白衣観音」。今回の公開には大きな関心が集まっています。 ※「白衣観音」1908年、横山大観、個人蔵 一風変わった試みは、「生誕150年 横山大観展」と「明治東亰恋伽」(めいこい)とのコラボ。 新キャラクターの一人に「横山大観」が登場しているそうです。(東京展限定) めいこいコラボ http://taikan2018.exhn.jp/meikoi/ ※画面イメージ(公式サイトより引用) 東京展では、4月中に興味深い講演会が催されます。いずれも聴講は無料。 ●講演会「ここが見どころ横山大観の芸術」 日時:4月14日(土)14:00-15:30(開場は開演の30分前) 場所:東京国立近代美術館講堂(地下1階) 講師:中村麗子(東京国立近代美術館 主任研究員) 詳細:先着140名、申込不要、聴講無料 ※要観覧券(半券も可) ●講演会「近代と闘う日本画の巨匠」 日時:4月21日(土)14:00-15:30(開場は開演の30分前) 場所:東京国立近代美術館講堂(地下1階) 講師:古田 亮(東京藝術大学大学美術館 准教授) 詳細:先着140名、申込不要、聴講無料 ※要観覧券(半券も可) なお、当展示の京都展(京都国立近代美術館)は、2018年6月8日(金)~ 7月22日(日)の会期で開催されます。 横山大観の名前だけは知っているという方も多いかもしれません。ぜひこの機会に、美術館に足をお運びください。(水) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ■関連リンク 東京国立近代美術館 http://www.momat.go.jp/ 京都国立近代美術館 http://www.momak.go.jp/ 【「生誕150年 横山大観展」入場券 プレゼントのお知らせ】 このコラムにコメントを寄せていただいた方先着3名様(各2枚)に「生誕150年 横山大観展」の入場券をプレゼントいたします。 コメントを書き込む場所はこちらになります。楽しいコメントをお待ちしています。 「明日香出版社 公式サイト内 お問い合せ・ご意見」 http://www.asuka-g.co.jp/contact/ 【ご注意】 入場券の送り先はコメント欄にご記入いただいた住所・氏名となります。記入にお間違いのないようお願いいたします。なお、プレゼント該当者の発表は、チケットの発送をもって代えさせていただきます。 ※プレゼントキャンペーンの募集は締め切らせていただきました。 多数のご応募ありがとうございました。 --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
出来事一覧へ |