メトロポリタン美術館はニューヨーク市にある世界最大級の美術館として有名です。 この美術館ではかねてよりパブリック ドメインに力を入れてきましたが、このたびその利用をさらに推し進めることを発表しました。 それは所蔵作品のうち画像400万点を無料公開し、商用利用も可能というものです。 日本の浮世絵も!メトロポリタン美術館が400万点の画像を無料公開、商用利用可に ニューヨークのメトロポリタン美術館(@metmuseum)は「オープンアクセスコレクション」として、美術館の所蔵物の画像400万点を無料で提供することとなりました。画像は私的利用はもちろん商用利用も可能となっています。 ダウンロード利用できるコレクションの中にはクロード・モネの「睡蓮」やセザンヌの「りんごの皿」といった有名な芸術作品も含まれています。 (IRORIO 遠藤まゆみ 2018年3月15日掲出) 「オープンアクセスコレクション」(The Met) この「オープンアクセスコレクション」に該当する作品は、下図のように「パブリック ドメイン(Public Domain)」の表記にゼロ(0)のアイコン( Creative Commons Zero (CC0) icon )が表示されています。 ※メトロポリタン美術館 公式サイトより この公開により、著名な作品、たとえばカンディンスキーの抽象画やモネの睡蓮、日本画の中のネコが、躍動的なアニメーションで再創造されています。 Open Access at The Met: Animating Artworks in the Collection (メトロポリタン美術館 2018年1月30日掲出) ※Violett, Vasily Kandinsky (French (born Russia) metmuseum.org ※猫に蜘蛛図(Cat Watching a Spider) metmuseum.org アート作品を保存・公開するための施設にとどまらず、あらたなクリエイティブを提供する場としての美術館へ。 メトロポリタン美術館のチャレンジに目が離せません。(水) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ■関連リンク メトロポリタン美術館 公式サイト https://metmuseum.org/ --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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