鉄道に詳しい方、いわゆる「鉄っちゃん・鉄子」と呼ばれる方はすでに承知のことと思いますが、この春、3月末を持って三江線は廃線となります。 三江線とは島根県江津市(ごうつし)と広島県三次市(みよしし)の間、全長108km、35駅を結ぶローカル線です。 なぜ廃線となるのか。それは何と言っても、利用客が少ないからです。30年前でも一日の利用客は450人ほど。2016年はさらに少なくわずか83人でした。(Wikipediaより) 筆者は数年前からこの路線が廃線になるとの噂を耳にしており、とても心配していましたが、ついにこの日がやってきました。 では、地元の方々は何もしていなかったかというと、そうではありません。とても美しい三江線紹介ビデオを作ったり、公式サイトを立ち上げたり、フォトコンテストを実施したり、ラッピング車両を走らせたり、とさまざまなイベントが実施されてきました。 ぶらり三江線WEB(動画もあります) http://sankousen.com/ ※ぶらり三江線WEBより 江の川沿いに走る列車からの眺めは、いつまでも見ていたい、残しておきたい。そう思えるのどかで風光明媚な景色が車窓にひろがります。 三江線に乗車できるのはあと半月余りしか残されていません。 広島までは新幹線が便利ですが、格安のLCCや青春18切符で行くという手もあります。春真っ盛りのいま、最後の乗り納めに、広島へ、島根へ、出かけてみませんか。(水) --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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