今年の冬は過去に経験がないほどの大雪と低温で、日頃の体調管理に苦労している方も多いことでしょう。 ところが、そんな寒さをものともせず、シベリアの極寒に挑んだ日本の大学生たちがいました。 しかも自転車で! 世界一寒い村、オイミャコンを目指したそうですが、その結末は・・・。 東シベリアで邦人学生保護 自転車で極寒地目指す ロシア東シベリア・サハ共和国で22日までに、自転車で極寒の地オイミャコンを目指していた日本人学生4人が地元当局に保護された。1人が足に軽い凍傷を負った。ロシア通信が報じた。在ハバロフスク日本総領事館によると、4人とも生命に別条はない。 ロシア通信によると、4人は京都から来た21~22歳。共和国の首都ヤクーツク近郊からオイミャコンを目指したが、氷点下約40度の寒さで旅を続けられなくなった。 (産経ニュース 2018年2月23日掲出) オイミャコン村はシベリア、サハ共和国東部に位置する人口500人ほどの寒村、いえ極寒の村で、一年の半分以上は冬で、真冬には氷点下60度を下回る日も珍しくないそうです。 そんな村へゆくのに、あえて厳冬の時期を選んだ彼らですが、なぜ交通手段が自転車だったのか、その理由はわかりません。 寒さで動けなくなっていた彼らが救助されたとき、テントはおろか装備さえも貧弱なものだったそうです。シベリアの寒さを甘く見ていたのは明らかですね。 ※毛皮のコートに襟巻き。冬の装いは大事です。 しかも今年1月、同じサハ共和国でのこと。故障した自動車を乗り捨てて、助けを求めた現地の若者二人が凍死するという事故があったばかりです。 ロシア極東やシベリアに大寒波 氷点下65度、凍死者も ロシア極東やシベリア各地で記録的な大寒波に見舞われ、17日までに東シベリア・サハ共和国で氷点下65度を記録した。ロシアメディアが報じた。寒さによる死者も出ており、ロシア非常事態省は不急の外出を控えるよう呼び掛けている。 インタファクス通信によると、サハ共和国では、車が故障したため徒歩で移動していた20代の男性2人が凍死した。当時、気温はおよそ氷点下50度だったという。 (産経ニュース 2018年1月17日掲出) 世界一お寒い装備で世界一寒い村をめざした自転車野郎たち。さて、日本に戻った彼らに、どんな冷たいおしおきが待ち受けているのでしょうか。(水) --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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