安くておいしい秋の味覚といえば・・・、サンマ、ですね。 ここ数年はサンマの不漁が続き、気軽に買える値段とは言えませんでした。 筆者も昨年は、いずれ安くなるから、と待っているうちに漁期が過ぎ、ついに一度も食べることなく冬を迎えました。 さて、今年はどうでしょうか。8月初めに水産庁が出したサンマ漁の見通しからは、期待できるものではありませんでした。 サンマ漁獲量、最低の恐れ=資源減少で3年連続不漁-水産庁 水産庁は4日、今年8月から12月までのサンマの漁獲量が、過去最低だった前年を下回る見通しになったと発表した。資源量減少により3年連続で不漁となる公算が大きく、今年は流通量のさらなる減少が予想される。新鮮な生サンマは、一層の高値になる恐れがありそうだ。 水産庁は日本沿岸や公海で6~7月に実施した調査で、資源量減少を確認した。調査結果などから、サンマ漁のシーズン前半(10月上旬まで)の漁獲量は前年を上回るものの、同月中旬以降は低調に推移すると見込んでいる。 (時事ドットコムニュース 2017年8月4日掲出) 最近の見通しでも、同様な傾向が続いているようです。 サンマ 前半が勝負 資源悪いが好海況、JAFIC研究会 漁業情報サービスセンター(JAFIC)は25日、東京都内で第36回JAFIC漁業情報研究会「サンマ資源の動向をさぐる」を開いた。調査では沖合の分布量が激減している一方、暖水塊がなくなったことで今年の漁場は沿岸に寄り、10月末までの漁期前半は来遊量が上回る見通し。11月以降の後半は漁況が急激に悪化する可能性が高く、漁期前半の操業が勝負どころとなりそうだ。 (日刊水産経済新聞 2017年8月29日掲出) 結論としては、今年のサンマは、出始めは好調。10月末までは近海で獲れるため、安値になりそうです。ただし、11月に入ると一転、漁獲高は激減して高値に変わると見込まれる。 もちろん、これはあくまでも予想です。 今年はサンマを食べるなら、出始めから10月までがお買い得、のようですね。(水) --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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