ひとたび使い始めると、その楽しさに時間を忘れるのが、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。 SNSには、Facebook、ツィッター、LINE、インスタグラム、など数多くあります。どれも知り合いとの情報交換、交流には欠かせない便利なアプリとなっています。 操作が難しそうだからとスマホを敬遠していたシニア層さえも、人と手軽に交流できるからでしょうか、スマートフォンの利用が進んでいます。 「スマートフォンでの利用が全ての世代において上昇しており、特に、40歳代では初めてパソコンの利用を上回った。」 ( 2 インターネットの利用動向-2 より) 「ソーシャルネットワーキングサービスの利用者の割合は、特に40歳代、50歳代で上昇している。」 ( 5 ソーシャルメディアの利用動向 より) (総務省・「平成27年通信利用動向調査の結果」より引用 平成28年7月22日発表) ところが、日本社会にSNSが急速に普及する中、大きな問題が持ち上がっています。それは、第三者の心無い発言や意図的に書き込まれる暴言です。 先日もよく知られている大手企業の公式ツイッターが、他社の製品に対して価値がないような発言をしたため、数多くの批判を受けて一度は謝罪文を投稿しましたが、結局は閉鎖のやむなきに至りました。 ここでいち企業を取り上げなくとも、毎日のようにどこかで暴言が吐かれ、そして謝罪へというパターンが繰り返されています。 なぜSNSでこのような軽はずみな発言が続いてしまうのか。 その原因は、SNSの持つ「どんな発言でも手軽に発信できる便利すぎる機能」に尽きるのではないでしょうか。 机に座ったままパソコンの画面から書き込んだり、時には移動中であっても、スマートフォンから親指一本で入力から発信までできてしまいます。過激な言葉を思いついてから投稿するまでは、あっという間です。 これでは、暴言を受けた人を思いやる所まで、気持ちが追い付かないのも当然のことです。 どんなによく書けた手紙であっても、 「一晩寝かせて読み直せ」 とは昔の人の言葉です。 心にとどめておきたい言葉ですね。(水) --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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