筆者が日ごろ使用しているWindows 10 マシンが、先週末からアップデートの適用を始めました。 今回のアップデートは、「Windows10 Creators Update」という大掛かりなものらしく、4月ごろからアナウンスはされていましたが、自分のマシンにもアップデートの適用が始まっていたことをうっかりと忘れていました。 今回のアップデートは大掛かりなものでしたが、筆者には期待したほどの恩恵はありませんでした。 アップデートプログラムに「クリエーター」と名前はついてはいますが、新たに提供された3Dアプリは、20年以上もCG動画制作を仕事にしていた筆者に目新しさはなく、仕事で使えるほどの機能は備わってはいません。 せっかくの3D Builder, 3D Paint ですが、いったい誰が得をするのか、「ダレとく?」的な存在となっています。 ※よくできた3Dツールだが、ビジネスに用途はあるのだろうか 大きな変化として以下のものがあります。 ・[コントロールパネル]がメニューから消えた 困ったことに使用頻度の高かった[コントロールパネル]がメニューから消えました。 このメニューは[Windowsシステムツールズ]に移動していますので、必要な方は、[予定と近況]などにボタンとしてドラッグしておくことをお勧めします。 ・edge のタブ機能が複雑化した 標準搭載されているWebブラウザのedgeに複雑化したタブ機能が追加されました。 ・日本語入力のかなと英字切り替えをポップアップ画面で表示 黒い画面でかなと英字を表示します。 非表示にするには、 [言語]>[言語のオプション]>[入力方式]>[オプション] オプションをクリックして、 [Microsoft IMEの設定]>[IME入力モード切替の通知] □画面中央に表示する この□にあるチェックを外すと、表示を止めることができます。 「Windows10 Creators Update」については、賛否両論かと思われます。不必要な機能が付け加えられてはいますが、全般的に細かな使い勝手の向上を目指した改良が進んでいる点は、好感が持てました。 ただし、このアップデートは、インストールを始めてから完了するまで、2時間近くもかかりました。筆者のパソコンはCore-i7、16GBメモリ搭載ですのでさほど遅くもない機種でしたが、仕事を始めようと電源を入れてから、2時間の待ち時間は少し困りました。 ダウンロード作業はそれまでに裏側で行っていたようなので、ダウンロードから始める方であれば、所要時間はもっとかかるでしょう。 今回のアップデートがまだ始まっていない方は、パソコンを待機状態にしてもよい日時に始まるよう、 [Windowsの設定]>[更新とセキュリティ]>[更新プログラムの適用] のメニューから更新のタイミング設定を見直しておいたほうがよさそうです。(水) --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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