今年2017年の2月から始まったプレミアムフライデー。6月30日の金曜日で早くも5回目を迎えます。 早く帰れたためしがない、という声もありますが、一部の新聞ではすっかり定着したと断言しています。なぜでしょうか。 3人に1人が参加 プレミアムフライデー、定着の兆し 「月末金曜日に少し早く仕事を切り上げて豊かな週末を楽しむ」ことを推進しようと、2月に始まった「プレミアムフライデー」がまもなく5回目を迎える。午後3時退社の実施を呼びかけることで「働き方改革」と「消費喚起」を同時に達成する官民連携の画期的なアクションだが、実施後早くも定着の兆しを見せ始めている。 全国の有職者約2千人を対象に行った調査によると、プレミアムフライデーの認知率は約9割に達している。 また約3分の1が「いつもより早く帰ったかどうかに関わらず、普段の週末にはできないちょっと豊かな過ごし方をした」と回答。今後の取り組みについても「いつもより早く帰れるかどうかに関わらず、ちょっと豊かに過ごしたい」と答える人が半数以上を占めた。 (虚構新聞 >社会 >生活・情報 2017年6月28日掲出) どうでしょう。信じていただけましたか。 「虚構新聞」を引用するとはフェイクコラムではないか、という方も多いでしょうが、案外そうでもありません。 『「プレミアムフライデー」 公式サイト』にて、6月22日に発表された『~第1回から第4回「プレミアムフライデー」意識調査~』によると、こういう結果が出ています。 ・認知・理解度 = 認知率は、約9割。 ・参加実態 = 「約4割の人が、いつもより早く帰ったかに関わらず、¨普段の週末にはできない過ごし方¨が出来た」と回答 ・参加意向 = 5割以上の人が、「いつもより早く帰れるかに関わらず、¨ちょっと豊かな時間¨を過ごしたいと回答」 『~第1回から第4回「プレミアムフライデー」意識調査~』 (全国の20~50代有職者・有効回答数2,015人) [プレミアムフライデー推進協議会事務局 2017年6月22日発表] この意識調査でも分かる通り、「プレミアムフライデー」に早く帰れるかといった些細な事には、もはやこだわりはないのです。 「いつもより早く帰れるかどうかに関わらず~」 このフレーズが示すように、要は気持ちの持ちようでプレミアムな日は決まるということですね。 これならどんなに残業していても、誰にでも「プレミアムフライデー」はやってくるというわけです。 あなたにとって、残業続きで早く帰れないにも関わらず、6月30日の金曜日が「プレミアムな金曜日」になりますように。(水) -------------- ■関連リンク 「プレミアムフライデー」 公式サイト --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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