いま、経済産業省の若手官僚たちによって取りまとめた提言が、静かなヒットになっています。 ※表紙:「不安な個人、立ちすくむ国家」~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~ 政策提言、SNSで広がり=経産省若手、異例のヒット 経済産業省の菅原郁郎事務次官と同省の20~30代の若手が作成した政策提言「不安な個人、立ちすくむ国家」が話題になっている。社会保障や教育、高齢者の働き方など同省の所管する範囲を超え、日本社会の幅広い課題に切り込んだのが特徴だ。5月にウェブサイトで公表してから約1カ月間で、ダウンロード数は120万件を突破。官庁の政策提言では珍しく、インターネット交流サイト(SNS)を通じて広がりを見せている。 (時事ドットコムニュース 2017年6月19日掲出) これまでの官庁レポートは、自分たちはここまでがんばった、成果があった、という美辞麗句にとどまっていました。業界の本音や実情を知らない人が読むと、レポートには日本の官僚が大活躍している姿しかなく、ではなぜ日本のIT、家電業界、航空産業などが苦戦しているのか、サッパリわからなくなるのでした。 このレポートでは、「世界で一番、社会貢献への意欲を持つ日本の若者」を受け止められない日本社会、増え続ける健康な老人を「手厚く保護するだけの社会保障制度」という大きな問題があることを、明らかにしています。 日本の一番の資源は、教育を受けた勤労意欲の高い国民であることに間違いはありません。ここから出直せばいいのです。 率直な現状認識があってこそ、よくなることもできます。 みなさんも、ぜひ、ご一読ください。(水) 政策提言「不安な個人、立ちすくむ国家」(経済産業省 ファイルサイズ:約20MB) http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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