学校給食というと、誰しも忘れられないメニュー、食べ物があるものです。 筆者の思い出の給食は、年代がばれてしまいますが、コッペパンと脱脂粉乳です。 コッペパンは焼きたては食べられるのですが、給食時間が過ぎると急速に固まりだして、翌日には石のようにカチカチになる不思議なパンでした。こうなるともう歯が立ちません。家の犬に与えると、前足ではさんでいつまでも舐めていた姿を思い出します。 脱脂粉乳といえば温めたときの独特のニオイがとても苦手でした。というのもわが家では絞りたての山羊のミルクを飲んで育っていた事と、近所の畜産家からこれまた絞りたての新鮮な牛乳が届いていました。 学校というところでは、なんでこんなにへんな飲み物を飲まされるのか、思い悩みました。子供心に「給食とは我慢を強いるおそろしいもの」と肝に銘じたものです。 小学校高学年からようやくテトラパックの牛乳に切り替わったときは、心底ほっとしました。 牛乳の友と言えば、ミルメークですね。残念ながらミルメークがメニューに加わったのは、筆者からあとの世代のようです。 そのミルメークが誕生してから、50年目を迎えました。 ミルメーク 多くの人に愛され50周年 SNSで人気拡大 これほどまでに「懐かしい」と「何それ?」に反応が真っ二つに分かれる商品も珍しい。主に学校給食向けに販売している牛乳調味品「ミルメーク」が今年1月に50周年を迎えた。「コーヒー味」「いちご味」などの粉末や液を牛乳に混ぜることで、栄養を補助し、より牛乳をおいしく飲むために開発された。インターネット上のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でも郷愁を誘う食材として人気だ。 【毎日新聞・大村健一/デジタル報道センター 2017年2月25日掲出】 ミルメークを考案したのは名古屋の会社だそうです。そのためでしょうか。名古屋ではスーパーや食料品店でミルメークを買う事ができます。 名古屋出張の折、買い求めたミルメークのコーヒー味をミルメーク世代の友人に差し上げたところ、非常に喜ばれました。 その彼から、とっておきのミルメークのワザを教えてもらいました。 そのワザは、牛乳ビンの時にしか使えませんが、せっかくなのでご披露しましょう。 「ミルメークを入れる前に、チョットだけ牛乳を飲む」のがコツ だそうです。(水) --------------------- 「できる!」ビジネスマンの雑学 ジャンル別 --------------------- 〇ニュースを読む 〇出来事 〇本・雑誌 〇IT関連 〇旅 〇食と料理 〇教育 |
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