心の奥に溜め込んだストレスを優しく取り出し、優しく解き放って上げられる人こそ「コミュニケーションの達人」です
――― まえがき
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【はじめに】誰にでもある心の奥に秘めたストレス
●『心の扉』の奥にしまわれている苦い思い出
● 誰にでもある『心の扉』
●つらい体験はいつまでも心を後ろ向きに引きずる
●「できない」「やれない」理由はあなたの心の中にある
第1章 「心の扉」を開く意味
1.人の心をいつまでも支配する「生まれてからの体験」
●よい体験はいつでもすぐに呼び出せる位置にしまわれています
●マイナスの体験は、行動だけでなく、考え方にも大きな影響を与えます
●抑圧されて育てられてきた人は、人を無理に従わせようとします
●はっきり自己主張ができず、内に秘めてしまう人の心とは
2.マイナスの体験は「心の断層」となって残る
●マイナス体験が、心を大きく痛める原因になります
●ストレスの逃げ口こそ「心の扉」です
3.いやな体験やつらい体験も「教訓」にできればよい
●マイナスの体験だって、上手く整理できれば「立派な教訓」になります
●「よいコミュニケーション」を持つと心はいつもリフレッシュできます
4.心の整理から「承認」へ、もう一歩進もう
●整理をすると心はポジティブに切り替わります
●ありのままの自分を「承認」してあげよう
5.自分の心を承認できると、他者の心を受け入れられます
●どうしても相手の悪い面だけが見えてしまう人
●自分を肯定的に捉える作業は、助力を得ながら進めましょう
第2章 「心の扉」を開いてもらえる環境を作ろう
1.「人を心から動かす」技術を身につけよう
●表面だけの技術では人は心から納得できません
●「心を開いても大丈夫」と相手に言われる人になろう
2.「安全と安心そして信頼」の環境を作ろう
●「安全と安心そして信頼」があれば人は心を打ち明けてくれます
●「安全と安心そして信頼」を保証する静かな空間を用意しましょう
●いやな過去を想起させる環境は避けましょう
●できれば照明や音楽、内装にも配慮したいのです
3.「安全と安心そして信頼」を保証しよう
●「安全と安心そして信頼」のための時間を確保しよう
●その次の配慮は「あなたの姿勢」です
●あなたの心を百パーセント受け止めますよという姿勢
●目こそすべてを物語る
●心のオープン度をこうして鍛えよう
●どんな世界でも、「人は目を見ていればわかる」とプロは言う
4.あなたのすべてが相手に見られている
●人の心は、瞳の次に目元口元に現れます
●その次のチェックポイントは「全身で聞く」
●許容のサインと拒絶のサイン
●納得と共感のサインは「うなづき」と「微笑み」
5.ビジネスでも通用する「安心と安全、そして信頼を得る姿勢」
●「心の扉を開く技術」は多様な場面で通用します
第3章 「心の扉」を開く技術
1.心の扉の裏に秘められたストレスを察知する技術
●まず、心の扉に秘められたストレスを察知しよう
●「「大きな悩みのサイン」にも注意しよう
2.自然に心の扉を開いてもらえるように話す技術
●相手の信頼を得るためにあなたがすべきこと
●自分から心を開いて相手に向かい合おう
3.心の扉を大きく開くヒアリングの技術
●無理して心をこじ開けず、相手と一緒に開いていこう
●ゆっくり聞こう。優しく話そう
●「受容」と「拒絶」のサインに充分な注意を払ってください
●必ず褒めよう。必ずいたわろう
4.「心の重荷を解く鍵」を探す技術
●悩みを解決する方法を一緒に考える
●心の重荷を解きほぐす鍵を見出そう
●「同じ目線」「同じ心」で相手と語ろう
●「同じ体験を持つ仲間」として語ろう
●それでも解決の鍵が見つからなかったら
●整理とまとめも忘れずに行なおう
5.「問題を具体的に解決する」技術
●「問題」を解決していくためのアプローチ
●一度にではなく、一歩ずつ解決できるように整理してあげよう
●「無理なことはやらない」も大事なアドバイスです
●「夢と目標」も必ず語ろう
6.「できること」と「できないこと」をはっきりしておこう
●「よきアドバイザーはよき支援者」に徹しよう
●最後に決めるのは相手自身。あなたの役割は「自助・自立」のお手伝い
●褒めるべきところと、いさめるべきところを見極めよう
7.問題を解決するための具体的なケースを見よう
●では、具体的にどう解決できるのか…… その・
●では、具体的にどう解決できるのか…… その・
8.どんな人でも優れたカウンセラーになれる!
●『問題を解決する』ための整理と分析の方法
●「外在的問題」にはコンサルタントとして関わろう
●心の中に起因する問題にはカウンセラーとして関わろう
●「人を動かす達人」への道
●「心の深い傷」にも注意しよう
第4章 「心の扉」を開ける人がビジネスで成功する
1.「自分で納得する」と「指導される」のこれほどの違い!
●「なるほど」と心から納得するから「やろう」と思う
●心のセルフチェックのスタートライン
●自分の心の「棚卸し」をしてみよう
2.心の扉を開ける人が「人間関係の達人」
●人とのコミュニケーションが大きく前向きになります
●「心の扉を開く技術」で相手の能力までわかります
3.セルフメンタルエステを行なってみよう
●自分の心に優しく問いかけてみよう
●自分の心にストレスを溜めない方法がわかる
●無理なく対応できるように課題を整理しよう
4.心の扉を開ける人がビジネスでも成功する
●「心の扉を開く技術」であなたの「指導力」が磨かれる
●「心の扉を開く技術」を学ぶとリーダーシップの真髄がわかる
●「心の扉を開く技術」から「評価技術」が磨かれる
●部下に対するあなたの接し方が変わる
●能力評価も「心の扉を開く技術」から導かれます
5.できる人こそ「心理のエキスパート」
●「心の扉を開く技術」から「問題の本質」が見えてきます
●心の扉を開ける人が人に優しくなれます
●それでも救いようがない人を見分けるポイント
第5章 どんな人にでも通用する「心の扉の開き方」
1.相手が異性でも心の扉の開き方はまったく同じ
●相手が異性でも、関わり方の基本はすべて同じです
●好きな人の心をつかむ基礎の基礎
●男たちの持つたくさんの「悲しい誤解」
●「話術信仰」は根強くありますが……
●「聞き上手」こそが相手の心を開かせる
●「顔」は決め手になるのだろうか?
2.人は「目」で相手のすべてを見抜いている
●なんと言っても人の最大のチャームポイントは「目」なのです
●人はすれ違っただけで、相手の目を見て判断している
3.究極の秘訣は相手の心の扉の中にすっと入れる人になること!
●相手の心が見えれば深く思い悩まない
●心を開かない……。それが相手の見切り時
●自然に相手の心の中にすっと入り込める人
4.相手がお客様でも心の扉の開き方はまったく同じ
●接客こそ相手の心をつかむ技術が威力を発揮する世界
●お客様の信頼を得る技術をマスターしよう
●まさに「相手の心をつかむ雰囲気」が威力を発揮する
●お客様が心を開き始める瞬間をつかむ!
5.家族とのコミュニケーションにも不可欠な「心の扉を開く技術」
●家族の絆を守るために「心の扉を開く技術」を活かそう
●子供と接するための一番大事なコミュニケーションの鍵
●「心の扉を作らせない」ことがコミュニケーションの鍵
●「信頼」の基礎ができたら一緒に悩みを解決しよう
●「夢」と「目標」を一緒に作ろう
【あとがき】
自分の心を自分で開ける力はあなたを限りなく強くします
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●心が安らぐ場所がどこにもない……
●心を癒せる場があれば本当に救われるのに……
●「心の扉を開く技術」はすべての人に知って欲しいのです
●「心の扉を開く技術」があなたの強さと優しさを引き出してくれます