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本当に分かりやすく、感動しました。スラスラ解ける様になり嬉しいです。この本で数学に対し希望が持てまし
2017:02:19:15:03:55 2017.02.19更新
990点を取るための具体的な対策がある。 難問ばかりで挑戦のしがいがあり、時間の節約になり、効率よく
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 「できる!」ビジネスマンの雑学
「できる!」ビジネスマンの雑学


 昨年の春このコラムでは、ギランバレーという難病と戦いながら、マンガ闘病記を描いているたむらあやこ先生をご紹介しました。

[233]よくがんばったよね。「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」
(2016年04月27日)

 Webサイト「モアイ」で連載していたこのマンガも昨年の春で終わり、その後はお元気なのか、筆者は少々気になっていました。

 そのたむらあやこ先生ですが、2月20日の夜にテレビ出演されます。

 NHK Eテレ 「ハートネットTV」
(ブレイクスルー File.70 つらいことはギャグになる ―漫画家・たむらあやこ―)
(2017年2月20日(月) 20時~20時30分、再放送:2月27日(月) 13時05分~)
【番組紹介】
 15年前、突然、神経の病気であるギラン・バレー症候群を患い、両手足の感覚を失ったたむらさん。「諦めて一番損をするのは自分だけだ」。そんな中でも、たむらさんは描くことだけは諦めませんでした。不自由も辛さも、描けば"笑い"に変わる。たむらあやこさんのブレイクスルー。
(Eテレ Webサイトより引用)

2017022001.jpg

 また、たむらあやこ先生の最新作、『楽園タクシー配車日報』はこちらでも読む事ができます。

 読むと元気になるWebコミック 「モアイ」 Web連載

 そういえば、たむら先生のお父様はタクシーの運転手をなさっていたように記憶しています。

 いずれにせよ、今夜のオンエアが楽しみな筆者です。(水)

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 2月17日の今日は、朝から強い南風のおかげで土埃が舞い上がり、目を開けていられないほどです。

 ことしも「春一番」がやって来たのでしょうか。

ぽかぽか陽気、3~4月並み...17日は春一番か
 同庁(気象庁)によると、16日は朝から日差しが強まり、気温が上昇。正午現在の気温は、千葉県茂原市で14・0度、勝浦市で13・1度、都心で11・0度。江戸川区の旧中川河川敷では、約30本のカワヅザクラが満開となり、この日も多くの人が訪れ、一足早い春を満喫していた。
 17日はさらに気温が上がり、首都圏の各地の予想最高気温は19度。全国的に南風が強まり、春一番が吹く可能性もあるという。
ヨミウリ・オンライン・社会 2017年2月16日掲出)

 過去の春一番を調べたところ、昨年は2月14日のバレンタインデーに吹いていました。

[212]春一番が吹きました。
(「できる!」ビジネスマンの雑学 2016年2月15日掲出)

 3日ほどの差ですから予想の難しい気象にしては、意外に律儀な面もあるのですね。しかも南風ですから、気温も3月下旬から4月並みの暖かさになるようです。

2017021701.jpg

 もうすぐ春の到来かと思いがちですが、決してそうではありません。これから、冬型の気圧配置になり、北海道~北陸などでは、18日にかけて、雪から猛ふぶきになるそうです。

18日は北日本で暴風に警戒
 前線が通過するため日本海側から天気が崩れ、広い範囲で雨が降る。気温が高く雪解けが進む見込み。雪が多く積もっている地域では、融雪や降水による土砂災害や屋根からの落雪、河川の増水、低い土地の浸水などに注意が必要だ。
 その後前線が通過すると日本付近は強い冬型の気圧配置となり寒気が流入する。このため、北日本や北陸の山沿いを中心に雨から雪に変わり、雪が強く降るところもありそうだ。北海道の日本海側では、今夜から18日にかけて、猛ふぶきによる交通への影響や暴風に警戒が必要となる。
Yahoo!Japanニュース・ウェザーマップ提供 2017年2月17日)

 まだしばらくはコートは手放せません。気候の急変にはくれぐれもご注意ください。(水)


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 ここ一ヶ月ほど、正体のわからない野鳥が仕事場の庭にしばしば出没しています。

 ハトよりもひとまわり大きく、ふっくら寸詰まりのユーモラスな姿。しきりに庭の土をついばむところは、まるでニワトリ。鳴き声はと言えば、「ズズー」と低く啼くだけの、きわめて地味なヤツ。

 お前の正体は、なにもの・・・?

 先週ついに、仕事中の筆者の真正面に来たので、カメラで撮影することができました。
 写真をつぶさに見ると、茶色の背中に腹はまだら模様。目の上に眉毛を引いたような白いライン。もしやと思って検索すると、ありました。


2017021301.jpg
※筆者の庭にやって来た正体不明の野鳥


 「ウズラ」です。

 なんと、野生のウズラが筆者の庭を徘徊していたのです。

 「これからはウズラの卵は食べ放題かも・・・」
というわけにはいかないようです。

というのも、野生のウズラは飼育しているそれとは比較にならないくらい貴重なものだそうです。

[5月 ウズラ] 実は日本在来の野鳥なのです。
 ウズラといえば家禽のウズラが生んだ卵を連想しますが、実はもともとウズラは日本在来の野鳥です。家禽のウズラは野生のウズラを品種改良したもので、日本人が家畜化した唯一の野生動物だといわれています。ただし野生のウズラは数が少なく、かなり年季の入ったバードウオッチャーでも見たことのある人は少ないでしょう。
 野生のウズラは一昔前には全国的に見ることができたようですが、最近では生息場所である草地が急速に減少しているためか個体数が減り、なかなか見かけなくなりました。このため、環境省のレッドリストでは、平成18年の改訂で情報不足(DD)から準絶滅危惧(NT)というランクに引き上げられ、平成19年から5年間狩猟が禁止されるなどの措置がとられています。
公益信託 サントリー世界愛鳥基金 より引用)

 この原稿を書いているいまも、庭木の枝に止まってこちらを見つめています。

 まてよ、この鳥は・・・。うるさく啼くヒヨドリと思って、いままで筆者がさんざん追い払っていた、その鳥ではありませんか。

 ナッツ類は食べないはずのヒヨドリがシジュウカラのエサを横取りするため、ずいぶんと意地汚いヤツもいるものだと筆者はひとり憤慨していました。

 ここからは言い訳になってしまいますが、ずんぐりした姿に似合わず見事な飛びっぷりでしたから、今まで色違いのヒヨドリだとばかり思っていたのです。

 卵はスーパーに並び、缶詰のイラストでしか見た事のない鳥。焼き鳥になった姿は見た事はあっても、生きた姿を見る事はまずありません。しかも飛ぶところはヒヨドリそっくり。それがまさか庭に現れるとは、夢にも思っていませんでした。

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※エンピツ立てとして働くウズラの缶詰

 野生のウズラがレッドリスト入りする理由がよくわかりました。

 これまでの仕打ちを反省した筆者は、さっそく庭にアワ・ヒエのエサをたっぷりと置いてあげました。

 カムバーック、ウズラ。(水)

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 山陰の島根県と言えば、漫画家・水木しげる先生の生まれ故郷ですが、そこに飛び抜けて美しい日本庭園がある事をご存じでしょうか。さらにはその庭園が14年も連続して日本一と認められている事を。

 日本一を不動のものとするその日本庭園は、島根県安来市の足立美術館にあります。

まさに「神管理」...島根・足立美術館14年連続1位に
米国の日本庭園専門誌
 米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が選ぶ平成28年の日本庭園ランキングで、島根県安来市の足立美術館が1位に選ばれ、同美術館が31日発表した。
 15年の第1回から14年連続で首位を維持している。
(産経WEST 2017年1月31日掲出)

 ところで、Google マップ・ストリートビューでは、世界中から厳選された美術館内を作品を鑑賞しながら、歩き回れる事はご存じでしょうか。

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2017021002.jpg


 実は足立美術館もこのリストに含まれていて、話題の日本庭園はもちろん、美術品も鑑賞する事ができます。

グーグルマップで足立美術館日本庭園

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 わざわざ現地まで行かなくても、ひと通りの仮想体験ができるのは便利ですね。

 ただ、ストリートビューで美術館内を歩いてみたら、よけいに現地に行ってみたくなりました。(水)

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■関連リンク
グーグルマップで名所と観光地巡り

足立美術館 公式サイト


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 今年も「世界らん展日本大賞2017」が2月11日(土)から2月17日(金)までの一週間、東京ドームにて開催されます。開場時間は、毎日午前9時30分~午後5時30分 (入場は午後5時00分まで。2月14日のみ20時30分まで)。

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※色とりどりのファレノプシス(胡蝶蘭):筆者撮影

 この展示会は、世界最大級の蘭の祭典としてすでに27回目を数えます。世界20カ国・地域から約3000種類、約10万株もの蘭が一堂に会して、あの広い東京ドーム球場を蘭で埋め尽くすビッグイベントです。

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※パフィオペディラムの珍しい寄せ植え:筆者撮影

 今年の企画展示は、今年の干支の「酉年」にちなみ、鳥に似た数々の蘭を現物で紹介するというもの。さて、どんな形の蘭が待っているのでしょうか。

 筆者も何度も世界らん展を訪れていて、その度に花屋さんや園芸店でも手に入らない珍しい蘭を手に入れています。

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※オンシジウムでしょうか。数年に一度しか咲いてくれません。

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※名前のわからない蘭も数多くあります。

 この世界らん展は蘭のできばえを競うコンテストが目玉ですが、それ以外にも沖縄、台湾、遠くはベトナムなどから蘭の専門店が出店しており、世界中の蘭を手頃な値段で買い求める事ができるのです。

 また、今年は「バレンタイン★ナイト」を設けて、特別チケットを1,000円で販売しています。
 当日券の半額以下となるこのチケットは名前の通り、2月14日の17時30分から21時までに限り使用できる特別鑑賞券。Webサイトだけでの取り扱いとなります。

 今年のバレンタインデー・ナイトは、チョコを片手に二人で世界らん展に出かけてみてはいかが。(水)

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■関連リンク
世界らん展日本大賞2017 公式サイト
世界らん展日本大賞2017

「世界らん展タブロイド」


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 慶応大学医学部などの研究により、人間の脳には意欲を発揮したり減衰する部位が存在することが判明しました。いわゆる「やる気スイッチ」の発見と言っていいでしょう。やる気スイッチ、その存在はウソではなかったのです。

 これからは誰かがこのスイッチを入れるだけで、だらけていた人もやる気がモリモリとわき上がり、仕事も勉強もドンドンこなすような勤勉な人になれるということでしょうか。

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脳内にある、やる気のスイッチを発見
-意欲障害の治療法探索が可能に-
 このたび、慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室の田中謙二准教授、三村將教授、生理学教室の岡野栄之教授、北海道大学大学院医学研究科の渡辺雅彦教授、防衛医科大学校の太田宏之助教、大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生理学研究所の佐野裕美助教らの共同研究グループは、マウスを用いた実験で意欲障害の原因となる脳内の部位を特定しました。

 意欲障害は、認知症や脳血管障害など、多くの神経疾患で見られる病態ですが、その原因については、脳が広範囲に障害を受けたときに起こるということ以外分かっていませんでした。研究グループは、大脳基底核と呼ばれる脳領域の限られた細胞集団が障害を受けるだけで、意欲が障害されること、この細胞集団が健康でないと意欲を維持できないことを発見しました。

 今後は、この意欲障害モデル動物を用いて、これまで治療法が全く分かっていなかった脳損傷後の意欲障害における治療法を探索することが可能になります。(以下略)
慶應義塾大学医学部 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生理学研究所 発表 2017年2月2日掲出)

 この研究で判明した事は、やる気を起こすスイッチのある部位が壊れると、人はさまざまな意欲を失ってしまうということ。その意欲障害を起こしている場所が初めて特定できたと発表にあります。

 こうした意欲障害の原因は、脳が深刻なダメージを受けたときであり、おそらく交通事故などで脳に物理的な損傷を受けることを指しているようです。

 ですから、脳が正常な健康な人が「やる気が起きないなぁ」といっても、もともと脳がダメージを受けていないので、治療をお願いしてもやる気の回復にはつながらないでしょう。

 結局のところ、「健康だけれどやる気が起きない人」の「やる気スイッチ」は自分で押すしかありませんね。

 そして、残念ながらこの研究では、やる気のスイッチを押す方法までは解明されてはいないようです。(水)

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■関連リンク
プレスリリース全文(慶應義塾大学医学部 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生理学研究所)

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 先月1月24日(火)は西日本を中心とした大雪で、たくさんの自動車が道路で立ち往生しました。特に山陰地方の鳥取県では、丸一日経っても動けないクルマが続出。ご近所の住民から炊き出しのおにぎりを受け取るドライバーの姿が、ニュースでも報じられました。

 そんな大雪に襲われた日本列島の姿を、上空から撮影した写真があります。

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※RGBの3チャンネルで撮影したものを人間の目で見た状態に近い色彩に変換。(気象庁提供)

 この画像を撮影したのは、昨年11月に打ち上げられた「ひまわり9号」です。撮影日は2017年1月24日午前11時40分。

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※日本列島付近のクローズアップ(気象庁提供)

 いかがでしょうか。見るからに寒そうな雪雲が、日本列島全体に吹き付けている事がよくわかりますね。「ひまわり8号」から可能になったカラー画像の撮影能力がひまわり9号でも発揮されています。


「ひまわり9号」による初画像について
 静止気象衛星「ひまわり9号」は、本日午前11時40分、画像の取得に成功しましたので、お知らせします。
1. 平成28年11月2日(水)に打ち上げられた静止気象衛星「ひまわり9号」は、静止軌道上で機能確認試験を行っておりますが、本日午前11時40分、画像の取得に成功しましたので、お知らせします。
2. 今後、地上システムとの総合試験等を経て、平成29年3月の待機運用開始を予定しています。
気象庁・気象庁について 2017年1月24日発表)

ひまわり9号による初画像はこちら

 このひまわり9号は、3月から8号の予備機として待機状態に入り、2022年から本格運用されるそうです。

 天気予報に、防災に活躍してくれる衛星が複数あることは、何よりも頼もしいですね。(水)


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 東京墨田区両国に葛飾北斎を中心とした新しい美術館、「すみだ北斎美術館」が開館した事を、当コラムでご紹介しました。

 [335]お正月休みに訪れたい、すみだ北斎美術館

 このたび開館記念展の第二弾として、

「すみだ北斎美術館を支えるコレクター
 ‐ピーター・モースと楢崎宗重 二大コレクション‐」

会期: 2017年2月4日(土) ~ 2017年4月2日(日)

 という特別展が、2月4日(土)から開催される事となりました。そのプレス内覧会が催されましたので、筆者は先日、美術館に足を運びました。

 「すみだ北斎美術館」は、総武線JR両国駅そばにそびえる「江戸東京博物館」から5分ほど東に歩いた場所にあります。両国駅からは10分足らずといったところでしょうか。

 建屋全体がシルバーに輝く建築は、江戸時代の芸術家をテーマにした美術館とは思えないほど未来的で、そのギャップが来館者にわくわく感をもたらしてくれます。菊田寛館長の説明によると、建築家の妹島和世氏が設計したこの美術館には、その斬新な建築デザインを見たさに訪れる人も多いそうです。

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※隣接する公園側から撮影

 展示室内は作品保存のため、50ルクスという薄暗さですが、そのことがかえって落ち着いて鑑賞できる環境になっています。

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※特別展入口

 特別展は3、4階の2フロアの構成で、3階は主にピーター・モースコレクション、4階は楢崎宗重コレクションで構成。回り階段で自由に行き来できます。

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※3階入口

 展示は前期(2月4日(土)~3月5日(日))、後期(3月7日(火)~4月2日(日))の二部構成です。前期のオススメの作品は、

 墨線と青一色で雄大な富士と漁師を対比させた北斎の傑作
 《冨嶽三十六景 甲州石班沢》(ピーター・モース コレクション)

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 現存品が少ない北斎の花鳥画。当時の色彩が今も鮮やかに残る名品
 《牡丹に胡蝶》(ピーター・モース コレクション)

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 大分県の景勝地、耶馬溪を描く。中央に青の洞門。
 《耶馬溪図巻 森寛斎》(楢崎宗重コレクション)

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 後期のオススメは、カラ刷り(エンボス加工)の逸品。
 《冨嶽三十六景 武州玉川》(ピーター・モース コレクション)
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※すみだ北斎美術館 提供

 どの作品も当時の刷り色が今も鮮やかに残されており、これらを手にした江戸時代の人々は、どれほど浮世絵を楽しんでいたのか、想像に難くありません。
 写真が発明される以前、社会を知る手段が限られており、どれほど不自由だったろうと今の人は思いがちです。
 しかし、浮世絵特有のカチッとした線画、鮮やかな色彩、対象物をクローズアップしてみせる描写力などを目の前にすると、写真とは比較にならないほど影響力を持ったメディアだったであろうことは明白です。

 また、北斎の絵の指南書《『略画早指南』初編》は、いま再版しても売れるのではないかと思えるほど、具体的で丁寧な絵手本となっています。
 《『略画早指南』初編》(ピーター・モース コレクション)

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 七代目市川団十郎が序文で絶賛した振り付けの図解書
 《『をどり独稽古』》(ピーター・モース コレクション)

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 ところで、江戸時代のポップカルチャー(大衆文化)だった浮世絵が、どうやって芸術の域に達したのか。

 今回の特別展では、その秘密の一端が明かされていく仕掛けになっています。

2017020309.jpg

 「版画は庶民的な芸術の形です。
 コレクターは大きな美術館にあるコレクションと同じ名作を自分で手に入れる事ことができるのです。」
 (ピーター・モース 「私が北斎を収集する理由」)


 ピーター・モース氏はあるとき、皮肉交じりの問いかけを受けます。

 「なぜ北斎版画を集めるのですか?日本語も話せないのに」
 「・・・」
 (ピーター・モース 「私が北斎を収集する理由」)

 この質問に対する答えは、会場にあります。

 ぜひとも、会場へ足を運んで、その答えを発見してください。(水)

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■関連リンク
「すみだ北斎美術館」 公式サイト

※コラム中の写真は美術館の許諾を得て撮影しています。館内はすべて撮影禁止です。

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 フェイスブック(Facebook)ツイッター(Twitter)に代表されるSNS(ソーシャルネットワークサービス)というと、依存症や虚偽のニュースなどが問題視され、決していい話ばかりではありませんが、今回は文句なしにいい話です。

廃棄を余儀なくされたキャベツ1万3千個の大逆転
 見た目の規格外や価格調整という理由から、食べるにはまったく問題のない農作物が大量に廃棄されることがある。昨年10月、僕が住む広島県北広島町芸北地区でそんな体験を目の当たりにした。

 「せっかく苦労して作ったんだけどね。たくさんあるから好きなだけ持ってっていいよ」

 農事組合法人芸北おおさの加計さんが寂しそうにキャベツを指さしてつぶやいた。
(これ以降はリンク先でご確認ください)

オルタナ・植田 紘栄志 2017年1月25日掲出)

2017013101.jpg
※写真は資料

 1万3千個の未収穫のキャベツ。色が悪いとか少しキズがあるとか、それは見た目だけの話で、おいしいことはわかっていました。キャベツ農家が手塩にかけて育て上げた自慢の農産物ですから。

 ただ仕入れてもらえなければ、その商品価値はゼロです。農家としてはもうこれ以上、収穫の手間も梱包や運送のコストも一切かけられません。知り合いに持ち帰ってもらうにも到底さばききれない数です。

 そこでどうしたか。

 相談を受けた植田氏は
「参加費1000円でキャベツ収穫体験、クルマに詰め放題」

というイベントを企画して、Facebookで告知しました。

 トラクターで押しつぶされる運命だったキャベツは、たったの2週間で完売したそうです。現場となった広島県の山間の町には、岡山や奈良からも駆けつけた人もいます。ひとりで300個も持ち帰り、周りの人にキャベツを配って歩いた人もいます。

 なぜ、みなこのようなイベントに参加したのでしょうか。

 誰ひとりとしてキャベツで得しようと思った人はいなかったでしょう。それどころか、持ち出しの方が多かったはず。というのも、泊まりがけで来た方もおり、地元のホテルも潤ったとのことですから。

 みんな、キャベツをムダにしたくないという思いでつながり、キャベツの「クルマに詰め放題」という意表を突いた面白さに賛同したのではないでしょうか。

 過去にも大学生協やコンビニでドリンクやパンを一桁多く仕入れてしまい、大量在庫の悲鳴をつぶやく事がありました。あっという間にSNSで拡散されて、見事にさばけていく過程すらもイベント的にSNSで中継されます。

 いち個人やいちショップの仕入れの失敗など、これまではテレビに取り上げられないと誰にも知られることはなく、そしてマスコミは見向きもしなかった小事件でした。

 ところが今の時代は違います。ひとりから不特定多数へ、リツィートやシェアなどの方法で、情報を早く広く伝えるSNSがあります。SNSを使う事で、テレビの電波よりも迅速に、より多くの人へ、そして広範囲の人へ、ひとりの「困った」や「助けて」のメッセージが届くのです。

2017013102.jpg
※写真は資料

 マスメディアの持つ力は情報の伝播力でした。ひとたび新聞やテレビ番組に出れば、大衆はもれなくそのことを知る伝達手段は革命的でした。しかし、その本質は情報が一方通行でしかないことに、誰もが気がつき始めました。
 また、トランプ大統領の誕生のように、マスコミが常に正しい予想や意見を言っているわけではない事も白日の下にさらされました。

 マスコミの言う一般大衆が、自らの意志で行動を起こすニュースソースが、マスメディアからSNSへと移動している事が、こうした出来事で知らされる事となりました。

 そしてこんないい話も、マスメディアではなく、SNSやネットニュースから知る時代になったのです。ましてや、超大国の指導者がSNSで国の基本方針をつぶやき、マスコミがそれを追う時代です。

 わたしたちはいま、メディアの端境期か交代期を目の当たりにしているのかもしれませんね。(水)


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 今年も春節(旧正月)がやってきました。2017年は1月27日(金)が大晦日にあたり、翌日の1月28日(土)から2月2日(木)の7日間が春節休みとなりますから、今がまさに休みの最中にあたります。

 この春節休みは、中国大陸だけのお休みと限らず、旧暦、いわゆる太陰暦(たいいんれき)の習慣が残るアジア諸国では、いまでも新年を迎える大事な行事となっています。

 2016年の統計では、春節休みを利用した訪日外国人は150万人を越えていたそうです。
 今年の訪日客を昨年同様としても、わずか一週間でこれだけの人が日本を訪れることになります。訪日外国人が集中する都市や観光地では、対応に追われていることでしょう。

 中国人観光客と言えば、大量買いの「爆買い」が話題となりました。習慣の違いによる逸脱したマナー、場所をわきまえない騒がしさ・・・など、マスコミにも取り上げられた記憶があります。

 初めての海外旅行だからと言っても目に余る・・・しかし、観光地や宿泊施設などにお金を落としてくれる大切なインバウンドだし・・・。こう思い悩む人も少なからずいます。

 そんな中、ある意見が注目を集めました。

怒濤の悪評「中国人観光客」に京都が"助け船"...
イメージ定着で"濡れ衣"騒動も
 日本を訪れる中国人観光客は、「爆買い」「爆花見」などいわゆる"爆ツアー"で日本経済を下支えしている半面、そのマナーに対しては各地で厳しい目が向けられている。そんな中、人気観光地の京都でひと騒動あったのだが、そこは一流のおもてなし術か、京都市の担当者が中国メディアの取材に「中国人観光客だけが目立ってマナーが悪い訳ではない」との認識を示し、中国人観光客批判に一石を投じたようだ。
産経WEST 【世界からみるWEST】 2016年8月12日掲出)

 さすがは日本中の人が一度は訪れる古(いにしえ)の古都、京都ですね。かつて首都であっただけのことはあります。

 ところで、中国からの観光客はこれまでとは様変わりしてきたという報道があります。従来の買い物だけが目当てから、日本の食や文化に触れる旅をしたい、温泉や大自然を満喫したい、などと旅の目的が多様化してきたそうです。
 また、同じ中国人で溢れかえる有名観光地には、行きたくないという事情もあるそうです。

 またツアーの目的に「肺を洗う」、「洗肺(シーフェイ)ツアー」なるものまで登場したとか。
 これは北京や上海などでは、健康を害するほどのスモッグにさらされる生活のため、肺にたまった汚れを洗い流したいという切実な問題もあるそうです。
 日本でも信州や北海道などで新鮮な空気を味わえそうですから、充分需要はありそうですね。

2017013001.jpg

 かつてはアメリカ人が、それ以前はイギリス人がヨーロッパでは敬遠される客でした。確かツアー客としてどっと押し寄せて、いつも騒がしいというのが理由でした。

 どこかで聞いたような話です。中国の皆さんには、日本の良さを沢山知っていただき、本国に帰った後、ふとした時になぜ自分の生活が日本と違うのか、そのことを考えていただければいいのでないでしょうか。

 参考になるものがあれば、きっと人や社会は変わる事ができます。その日を楽しみに待ちましょう。(水)


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