はじめに
第1章 古代国家の成り立ち【古代】
第1講 日本人の祖先は、アジア南部出身
第2講 卑弥呼が治めた「未確定古代王国」
第3講 巨大古墳はだれのお墓?
第4講 聖徳太子が導入した「能力主義」
第5講 改革はクーデターではじまった!
第6講 民衆も国も苦しめた大仏?
第7講 土地はいったいだれのもの?
第8講 仏と怨霊をおそれた平安遷都
第9講 用心棒が行政のトップに立つまで
第2章 武家政権と戦乱の時代【中世】
第10講 はじめての本格的「武家政権」
第11講 元寇を退けたのは「神風」か?
第12講 内面の信仰を重んじたシンプルな教え
第13講 「異形の王権」めげない後醍醐天皇
第14講 倭寇があらわれた背景、消えた理由
第15講 都を焦土と化した守護大名の争い
第16講 「わび」「さび」文化の源流
第3章 天下統一から徳川時代【近世】
第17講 乱世から頭角をあらわした織田信長
第18講 秀吉の朝鮮侵略のわけ
第19講 「天下もち」を2年でゆずった家康
第20講 「徳川商店」健全経営の土台造り
第21講 「犬公方」綱吉は名君だった?
第22講 「エコ都市」から「防災都市」へ
第23講 天下泰平の世のたそがれ
第4章 激動の維新から2度の大戦【近代】
第24講 「泰平の世」が一転、テロ多発国へ
第25講 「王政復古」はクーデター?
第26講 「御一新」への期待の高まり
第27講 閉ざされた「不平士族」抵抗への道
第28講 風俗の猿まねから近代法制度の確立へ
第29講 「坂の上の雲」に手をかけた日本
第30講 大正デモクラシーとその限界
第31講 「話せばわかる」政党政治の終わり
第32講 欲しがりません勝つまでは
第5章 戦後復興と21世紀の日本【現代】
第33講 耐えがたきを耐えた日本の夜明け
第34講 もはや戦後ではない、「逆コース」
第35講 「失われた20年」の明日に向かって