著 者 | 武藤清栄 |
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定 価 | 1,650円(税込) |
初版発行 | 2010.8.4 |
ISBN | 9784756914002 |
ページ | 240 |
版 型 | B6並製 |
人と会話するということは日常でよく行うが、基礎をこの本を読んで
思い出したような気がします。
私も過去にコーチング研修を受講した際に傾聴を学びましたが、実際にやってみると
テクニックとして使おうという意識が強すぎてほとんどうまくできませんでした。
それどころか、「話を聴くときの8つのタブー」の ほとんどにあてはまる行動を
とっていたのでした。深く反省をした次第です。
今回 改めてこの本に接し、傾聴を勘違いしていたことが本当にわかり、目が覚めた
感じがします。
途中で判断をいれないで相手の話を最後まで聴くという単純なことではなく、自分と
しっかり向き合うことも大切なのだときづくことができました。
しばらく、そばにおいて、読み直しながら体に浸みこませたいと考えています。
また、もうひとつ驚いたのは、心理学の交流分析の話もでてくるのですが、いっさい
難しい用語はいれずにさりげなく、そして優しく丁寧に解説してあることもすばらしい
と思いました。
読者モニターの応募させていただき拝読いたしました。
とにかく話しべたな私は、現在も職場でのコミュニケーションについて試行錯誤の状態です。そんななか、本書を読み、話の聞き方にも方法があって、今まで人の話を「よく」聞けていなかったと感じました。さっそく、職場でも、少しずつ「オウム返し」など実践しています。まだ、大きな成果を感じるまでには至りませんが、相手の気持ちを引き出して、適切な返事が出来るようになる感覚を感じています。
読みやすくて、解りやすい本でしたので、他の人にも推薦したいと思います。
実際、私も苦手な人が数名います。やる気があるのは分かるけどパワーが凄すぎてついていけない人。あまり前向きに物事を考えない人。結構強引に物事を進めていく人。こういって人達との会話で、常に自分の気持ちをセーブして話を聞いていました。本書の”話し方のクセで相手に合わせる”や”相手をいつもの考え方から脱出させよう”、”アサーション”が役に立ちました。
仕事場では、上司として部下を育成するために、気持ちをわかってもらうために”相手と本音で話そう”や、相談や悩みを聴くために”好きな人の話に耳を傾けてみるトレーニング”が参考になりました。
簡単には身につかないと思いますが、事あるごとに本書を思い出し、コミュニケーションをうまく取り自分もストレスを貯めず円滑な人間関係を築けるよう努力したいと思います。
今回は、本書の読者モニターに選んでいただき感謝します。ありがとうございました。
新刊ラジオでこの本の読者モニターを募集しているということで、応募させて頂き、早速読ませて頂きました。会話に関する本は、初めて読むのでどんな感じなのかなと思っていましたが、一気に読めて実践的だなと思いました。ただ人によって受け止め方の違いがあるので、改善された会話の中にもちょっと私がこの言われ方されたらちょっと引いてしまうかもと思ったフレーズが上司にスカートの丈を注意されるという設定で感じたのでそれは、検討の余地があるかなって思いますが、大抵の傾聴姿勢は、かなり参考になるのではと感じました。
今後実践してみたいと思います。今回は、読者モニターに応募してよかったと思います。ありがとうございました。
身近な「アノ人」を思い浮かべながら読み進め、あっという間に読み終わりました。
大変面白かったです!
特に、『キャラクターを合わせる』の段、深くうなずきながら読ませてもらいました。結局、相手の気持ちになるということが、一番大切なのですね。
子育て中の私が子どもに対して普段から気をつけていること―絶対否定はしない、気持ちを汲んでオウム返しをするなどは、ビジネス上でもどこでもいつでも実践できることなのだと興味深く読ませてもらいました。