皆さん、はじめまして。ファイナンシャルインディペンデンスの田口智隆です。
いきなりですが、人間はいったいどのくらいのお金があれば幸せを感じることができるのだろうか。
この疑問に対して米国プリンストン大学の教授らがアメリカ人45万人以上を対象に電話調査をし、年収と幸福の関係について分析をした。
その結果、収入が上がるにつれて生活の満足度は上昇していくものの、幸せな気分は年収7万5千ドル(約630万円)前後のところで頭打ちになるということが分かった。
つまり年収630万円程度あれば、人間は十分な幸福感を感じながら生活を送ることができるというのだ。どうやら年収は高ければ高いほど、お金はあればあるほどいい、というものでもないらしい。
だから私もこの本で、億万長者を目指そう!お金持ちになろう!などというつもりは毛頭ない。
長者番付に載るような大金持ちになりたいわけでもない。
事業で大成功して「情熱大陸」に出演したというほどの向上心ももっているわけでもない。
でもお金の心配はせずに毎日の生活を送りたいという気持ちは正直ある。
そのような人たちのための本だ。お金のストレスを感じることなく、安心して老後を迎えたいと真剣に思っている人たちに向けて書いた本だ。
ぜひ本書を手に取っていただき、将来のお金と人生について真剣に考えていただければ幸いです。
良縁良円。田口智隆