「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら:ダイヤモンド社)が売れに売れている。ドラッカーが ブームだ。
ドラッカーは20世紀を代表する経営学者だ。
「マネジメント」を体系化したといわれる。
ドラッカーの「マネジメント」の考え方は、組織中心の見方から顧客中心に変えるものだ。
ドラッカーは「パラダイム(世界観)シフト」といっている。
組織もピラミッド型からオーケストラ型へ、労働者も知識労働者が中心となる。
ドラッカーの本は、読み物としても実に楽しい。底に流れる人間性がおもしろいのだ。
たとえば、「未来を予測してはいけない」「時間は守れない」「計画は実行できない」「リーダーシップはいらない」「エリートを求めるな」など、 実に興味深いメッセージが多い。
通常なら、「未来を予測しろ」「時間を守れ」とか、「計画を実行せよ」というだろう。
しかし、そういわない。
そのかわり、「ギャップ分析」 「フィードバック分析」「シナジックな組織」「イノベーション」など、どうすればいいのかという方法論が書かれている。
『ドラッカーのマネジメントがマンガで3時間でわかる本』は、
ドラッカーのマネジメントの思想やドラッカーの人間性に触れながら、マンガと解説 でわかりやすく書いたものだ。