「思うように売れないな…」
「なんで買ってもらえないのかわからない…」
「従業員も減らされて作業ばかりにうんざり…」
「入社当時のようなワクワク感がないな…」
「もっと売れるようになりたい…」
と「今」に課題や悩みを抱えている方にぜひ読んでいただきたくて本書を執筆致しました。
私も10代の時に売れなくて悩んだ時期がありました。
私の個人売上は一日2万円。(店スタッフ平均約15万円)
「なんでこんなに一生懸命接客してるのに売れないんだ…」と帰り道に悔し涙を流したこともたくさんあります。
もともと話すことが得意ではなかったので、販売の仕事は向いていないのではないか…と思うことも多々ありました。
この頃は、売れないすべての理由を、お客様、立地、会社、商品などありとあらゆる環境のせいにしてきました。
「買う気ないなら最初からくるなよ…」
「近くにショッピングセンターができてうちの店ヒマになったな…」と。
こんなに頑張っているのに売れないのは俺のせいじゃない、といわんばかりに環境に責任を転嫁していました。
もちろん結果は一向に変わることはありませんでした。
この現状に嫌気がさして何度もやめようと思いました。
それでもバイトを辞めて両親に心配をかけたくない、学費を払い続ける、一生懸命教えてくれる上司のためにも一度本気になって働こうと決めました。
心を入れ替えてからは、不器用ながらも私の接客を通して時折見せてくださるお客様の笑顔がひとり、また一人と増えていきました。
そして、日々改善を重ねてトップ販売員になることができました。
この時には、一日80足の靴が売れるようになりました。
しかも、売上全体の3割をリピーター・ご紹介で占めるようになりました。
週末が稼ぎ時のファミリー層の店ということもあり多くの顔なじみのお客様にお越し頂きます。
そのたびに嬉しくて目頭が熱くなるほど幸せな販売生活を送ることができました。
全く売れなかった頃は一日2万円、それが56万円売れるようになった秘訣を本書で全て書き記しています。
あなたもお客様に愛され続ける販売員になりたくて今の仕事をしているはずです。
現実と理想の間のギャップに悩んでいることでしょう。
でも、もう大丈夫。
本書を読めば間違いなくこのギャップを埋める糸口をつかむことができるはずです。
今の課題や悩みは成長するための壁です。
チャンスととらえて一緒に乗り越えましょう。
また一人あなたのファンが増えることを心から願っています。