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2017年05月01日
【増刷情報】4万7000部突破!『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』

わかっているけど、すぐやれない。
いつも期限のギリギリになってあわててしまう......。
そんな方にお勧めの本が売れています。

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■1月発売『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』が4万7000部突破!

本書はタイトルの通り、「すぐやる人」と「やれない人」を比較しながら、
何が違うのか、どこを改善すれば良いか、わかりやすく解説した本です。

それでは本書から気になる項目をひとつ紹介。今日から実践してみましょう♪

▼「すぐやる人」は1センチだけかじり、「やれない人」はあとで全部食べようとする

「これ、やっといて!」

みなさんは、このように上司から仕事を頼まれたものの、
いま取り掛かっている仕事が佳境に入り、
なかなか上司から依頼されたこの仕事に取り掛かれない、
こんな経験をしたことはないでしょうか。

このとき、あなたならどうしますか?

「優先すべきは目の前の仕事だしなぁ......。
納期まで時間があるから、あとでまとまった時間で一気にやろう」

そう、これは「やれない人」の習慣です。

結局、納期ギリギリに提出するも、
「これじゃダメだよ......」
なんて、上司に仕事を突き返され、
その仕事に予定以上の時間をあてることになってしまいます。

では、「すぐやる人」はどうするのでしょうか?
答えは簡単。

上司から仕事を依頼された時点で、5分だけでもいいので、
その仕事に時間をかけてみることです。

「えっ、そんなことをしたら、中途半端になってしまうよ」
と感じる方もいるでしょう。

でも、これは心理学的にも効果が高いことがわかっています。

▼「ツァイガルニク効果」

例えば、連続ドラマは、毎回、途中の気になるところで終わります。
それでも次週になるとすんなり話に入っていけます。
あの現象もまさにツァイガルニク効果を利かせています。

つまり、ツァイガルニク効果とは、
未完了の課題についての記憶は、
完了した課題についてのそれよりも頭に残りやすい
という現象をさした認知心理学のひとつなのです。

では、すぐやる人はそれをどう仕事に活かすのでしょうか。

まず5分、何かしらに着手します。
やるべきリストをつくってもいいでしょうし、
文書作成系だったら、たった一項目を書いてみるでもいいでしょう。
少しだけ取り掛かったら、ほかの仕事に移ります。
これだけでいいのです。

すると、このやりかけの仕事が頭に残ります。
次の日の出社時の電車のなかで、
「あの上司の仕事、一部後輩に手伝ってもらおう」とか、
「ダンドリをこうしよう」とか、
その仕事を片付けるためのアイディアが浮かびやすくなります。

このように、すぐやる人は、「ツァイガルニク効果」を上手に使って仕事をしています。

みなさんもぜひ試してみてはいかがでしょうか?

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■ 「すぐやる人」と「やれない人」の習慣

 塚本 亮 著/1400円+税/ISBN 978-4-7569-1876-5
 *累計発行 4万7000部 (5月1日現在)

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