トクする!情報成長術
2020年06月03日
第128回・逆境に起業する人
2020年の今、世界中がコロナウイルスによる経済的影響を受けています。
そんななか、私の知人は起業しました。
前々から起業準備を進めていたとはいえ、この時期に起業するというのは、なかなか勇気がいる行動です。
けれど、この状況で起業する人はあまりいないので、かなり目立ちます。
周囲にも会社を興したことはしっかり記憶されることでしょう。
最近は自宅にいる人が多いので、起業に奔走する様子をSNSに投稿すると、何人もの人から頑張ってという応援コメントがつきます。見ていると、この時期の思い切った起業は場合によっては追い風になるのかもしれないと感じます。
また、外での打ち合わせの機会は減り、リモート会議が続いているので、移動時間がかからないため、余った時間で起業の様々な手続きや会計作業などに取り組んでいるのだとか。
多忙な時期に起業すると、やらなくてはならないことが山積みで時間がかなりタイトになったことが予測できるので、余裕がある時に起業し、今後を見据えてじっくりプランニングするというのも、長い目で見れば有意義なのかもしれません。
もちろん起業にはお金も時間もかかるので、いきあたりばったりにではなく、ある程度の実績や余裕が必要かもしれません。私の知人も前々からの発注が何件もあったため、起業に踏み切ったとのことです。(作家・内藤みか(@micanaitoh))
illustration...Kakky