外出がままならない時が続く時は、日常が変わり映えなく過ぎていってしまいがちなため、曜日の感覚すらもうまく掴めなくなるかもしれません。

そんななか、ぜひ挑戦したいのは、月間目標作りです。
私は前から週間目標と月間目標を作るようにしていますが、この目標があるおかげで、自分が今やるべきことが見えて、ブレずに生活できています。

今月はこれをしよう、来月は何をしよう、と、目標という楽しみがあれば、未来を悲観しすぎず前向きにもなれるのです。

月間目標は仕事のことだけでなくてもいいのですし、いくつも作ってもいいでしょう。
ただ、あまりにもたくさん作ると忘れてしまうので、シンプルであることが肝心です。

たとえば今月の私の月間目標は、
・長編の物語のプロットを考える
・通信制大学院の修士論文のための資料を読み込む
・家族の健康のために運動タイムを設ける
です。

私自身、毎月の目標をすべてクリアできない時もあります。
でもそんな時でも、目標に向かって今月も頑張った、という自分は残ります。
何も目標もなくダラダラと毎日を過ごすよりは、目標達成のために何か少しでもアクションを起こしたのであれば、やはり目標を立ててよかったと思えるはず。

月末に目標を見直すとなおいいのです。自分の頑張りを自分で褒めてあげたり、自分が頑張らなかったところを自分で反省したりと一区切りをつけることができます。そして翌月に向けて頑張ろうと気持ちを新たにすることができるのです。

単調な日々であればなおのこと、この目標が心の支えとなってくれることでしょう。
（作家・内藤みか（@micanaitoh)）

illustration...Kakky