トクする!情報成長術
2020年02月14日
第87回・非常食は自分なりに工夫を Emergency food
半年に1度くらい自宅の非常用食品をチェックしています。
今回も栄養補助食品が期限切れだったので、新しく買い足しました。
illustration...Kakky
非常食にカンパンを持つ人も多いと思いますが、私はカンパンは非常用持ち出し袋に入れていません。その代わり、炒り玄米を入れています。炒り玄米はその名の通り、炒めた玄米を食べるというものなのですが、フライパンなどの上で炒めた香ばしさと、薄い塩味だけが付いているシンプルさが気に入っています。
さらに入れているのが炒り大豆。炒り玄米もですが半年以上日持ちするし、大豆はお腹にたまるので便利だから入れています。昔の人は戦時中にこうしたものを持ち歩いて飢えをしのいでいたそうですが、なぜか現代ではそれらを避難袋に入れている人はほとんどいないのが残念です。
そして最近加えたのは、おかず缶詰。こちらも賞味期限が2年ほどあるので非常用にぴったりです。最近はさまざまなものが缶詰になっていますが、やきとりやサンマの蒲焼きなど、肉や魚を加えています。
そして避難生活では野菜が不足すると言われているので粉末青汁も1箱(60袋)入れてあります。1本で約100グラムほどの野菜の量と近くなるようです。1日に必要な緑黄色野菜の量は350グラムとされているので、100%は難しいかもしれませんが、ある程度は補えそうです。
市販の非常食だけでは足りなかったり飽きてしまう場合があります。避難だけでなく自宅待機時にも非常食は使えるので、自分好みの味を備えることが必要です。
(作家・内藤みか(@micanaitoh))