トクする!情報成長術
2020年02月03日
第82回・コミックスが部屋にない生活
最近、ミニマリストという暮らしかたが注目されています。
小さな家に暮らし、必要最小限にしかモノを持たない暮らしかたです。
小さな家に暮らし、必要最小限にしかモノを持たない暮らしかたです。
illustration...Kakky
今まで、こうしたシンプルな暮らしは私には無理だとはなから諦めていました。
なぜなら本がない生活は考えられなかったからです。
けれど最近、もしかしたら可能になるかもしれない、と思うようになりました。
できるだけ電子書籍で本を買うようにすれば、本はもう増えないのですから。
そして今まで買った本も電子で買い直すようにすれば、本は部屋から少しずつ減っていくかもしれません。
本を電子版で買い直すためには、お金が結構かかりそうですし、古い本や専門書などは電子版が出ていないことも多いので、100%の本を電子化するのは今はまだ難しそうです(いずれは可能になるのではと思っていたいです)。
少なくとも、コミックスはほぼ電子で買ったり買い直したりするようになりました。
コミックスは巻数も増えるので、スペースを取るからです。
なので我が家からコミックスが減りつつあります。
本だけではありません、CDやDVDなど、今まで棚を圧迫していたものを電子化していけば、棚が減らせるはずです。
タブレットの中に、愛用の本もCDもDVDも入ってしまう、そんなことができる時代になったからこそ、人はミニマリストとなれるのではないでしょうか。
私のような、棚をいくつも持つ人間にとって、コンテンツがデータ化され持ち歩けるようになったことは、生活の変化のきっかけになっていると思います。
(作家・内藤みか(@micanaitoh))