ハリの先生に言われて、なるべく毎日1時間ほどは散歩するようにしています。
PCに向かい、頭を使う仕事をする人は、足をあまり使わないので、積極的に歩く必要があるのだそうです。

けれど、毎日同じコースだと飽きてしまうので、なるべくバリエーションをつけるようにしています。同じ目的地に向かうにしても、少しまわり道になったとしても、違うルートをわざと歩くこともあります。そうすると知らなかった小さなお店を見つけたりと、ささやかな発見があるので新鮮な気持ちになれるのです。

散歩はできるだけ足幅を広く、早足で進みます。そうすることで運動効果が高くなると指導されたからです。時には右手にペットボトルを握っています。これは、腱鞘炎になりやすいので、ペットボトルを持って振り回すように歩くことで予防しているためです。

ただ、困るのは夏場です。日焼けをしたくないので、太陽が出ている時間には外にできるだけ出ないようにしているからです。夏場に定着しているのは、夕食後、午後8時くらいに散歩に出かけることです。この頃になるともちろん日光はありませんし、快適に歩くことができ、気持ちのいい汗をかくことができるのです。

日々の生活の中にも少しずつ変化や工夫を加え、新しい情報を仕入れていく。
これが私のやりかたのようです。（作家・内藤みか（@micanaitoh)）

illustration...Kakky