筆者の住まいの近くに「小金井公園」があります。
伝統受け継ぐサクラの名所「小金井公園」
https://www.tokyo-park.or.jp/park/koganei/index.html
小金井桜は江戸時代から有名で、この小金井公園ではヤマザクラ、サトザクラ、オオシマザクラなど約50種類、約1,400本(60種、1,700本とも)のサクラが植えられています。
そのためソメイヨシノの見頃とは関係なく、二月から五月の連休まで次々とサクラの花が咲き続ける希有な公園となっています。
※「たてもの園」前の風景(画像は加工)
ところが、いまや全国の「桜まつり」が次々と中止に追い込まれているそうです。毎年、恒例だったはずのまつりがなぜ。
その理由がまつりの主役、ソメイヨシノの老齢化、倒木の危機によるものでした。
皇居の桜も目黒川の桜も「待ったなし」
全国のソメイヨシノ「老齢化」で「緑のインフラ」に迫る危機
昭和30~50年代に植えられたソメイヨシノ
ソメイヨシノは通常、苗木で植えられてから30~40年は旺盛に生育するが、50年を超えると、健康な状態を保ちづらくなる...。
(AERA.dit 2025年3月26日)
この記事によるとソメイヨシノは植えてから50年を過ぎるとしだいに老齢化して、倒木や枝の落下が増えてくるそう。第二次大戦後、昭和の時代に復興の象徴として植えられたソメイヨシノは、すでに危険な状態になっているとか。枝を切り詰めるか、切り倒すか植え替えるか。待ったなしの選択が迫られています。
そういえば古くなった水道管による事故が全国で多発しています。戦争から立ち直る時期に整えられたインフラはもう耐用年数を過ぎていると悲鳴を上げています。
ソメイヨシノ、水道や下水道、橋梁など戦後復興期のインフラ...。そういつまでも頼ってはいけないよ。令和の今、昭和時代からの声が聞こえてきそうです。(水田享介)
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【さくら花だより】(都立公園桜情報 2025)
https://www.tokyo-park.or.jp/special/cherry/memo/index.html#050