みなさんは金(ゴールド)から何を連想されるでしょうか。
ネックレスや指輪といった金素材の装飾品でしょうか。それとも大判小判、仏像等の美術品。金は永遠の輝きとも言われ、錆びることのない性質と加工のしやすさから、ツタンカーメンの黄金の仮面のように大昔から様々な美術品に利用されてきました。
が、何と言ってもインパクトのある金といえばズバリ、純金-金の延べ棒や金塊でしょう。
実は首都圏からほど近い伊豆半島にその金塊を見て触れることのできる、金をテーマにしたテーマパーク「土肥金山」(といきんざん)があります。
このテーマパークは江戸時代から明治にかけて実際に金を採掘していた鉱山跡に立地しています。
※土肥金山
世界一金塊 30億円超え 高騰で注目「運上がれ」―伊豆・土肥金山
伊豆市にある金のテーマパーク「土肥金山」に展示されている重量250キロ、世界一の金塊が6日までに時価30億円を超えた。金相場の価格高騰が続き、過去最高値を更新...。
(伊豆新聞デジタル 2024年4月7日)
この記事が出た2024年4月には金塊の評価額は30億円でした。半年後の2024年10月31日現在の金相場価格は、15,162円(1グラムの地金価格/税込)です。この単価に重量の250キロを掛けて単純計算をすると、いまや37億9,500万円となります。
2005年にこの金塊が作られた時の金額は4億円でした。それが38億円近くになったわけですから、その価値は実に9倍以上にもなっています。
※250キロの金塊
この金塊、素手で直接触れることができるのです。この他にも、金塊を持ち上げる重さ体験、土肥金山から産出した金銀鉱石や金銀貨幣の展示、金鉱山として賑わっていた江戸時代の坑道を探索できる観光坑道など見どころも沢山。
さらに、実際に砂金採りを体験できるエリア(砂金館)では砂から砂金を探し出し、見つけた砂金は持ち帰ることもできます。まさに金運が爆上がりしそうな体験ばかりです。
金に触れて、見て、探して体験できる金づくし体験。金相場が高止まりしているいま、テーマパーク「土肥金山」は一大パワースポットとしても注目を集めています。(水田享介)
---------------------
■公式サイト■
伊豆市指定史跡「土肥金山」
https://www.toikinzan.com/
※行き方、営業時間、料金は公式サイトにてご確認ください。