9月後半と言えば夏も終わりを迎え、そろそろ秋の気配を感じる頃ですが、ことしはまったく様相が違います。
たとえば筆者の自宅庭では、いまも庭のサルスベリ(百日紅)が満開です。
世の中やひとり花咲く百日紅 <子規>
「百日紅」は夏の季語。夏の強い日差しに負けずに咲く姿は、夏バテ気味のわたし達を励ましてくれますが、9月の後半になっても元気に咲いていては、この暑さ、いったいいつまで続くのかと心配になってきます。
※庭の風景
日本気象協会が昨日(2024年9月19日)発表した天気予報でも、今年の暑さは異例ずくめと報じています。
異例の秋 金曜も顕著な高温 関東甲信で体温超え 東京36℃予想 猛暑解消は3連休
・・・(9月)19日も9月後半とは思えない暑さとなっています。最高気温の全国トップは福岡県太宰府市で38.3℃と9月1位の値を更新しました。今年61日目の猛暑日で全国の年間最多記録をまた更新しました。福岡市で38.0℃、佐賀市で37.9℃などと9月としては記録的な暑さ・・・。
(tenki.jp 日本気象協会 本社吉田友海 2024年09月19日)
本日(2024年9月20日)の天気予報では、36℃は福岡、松江、東京。名古屋では37℃となっています。日本列島の西から東までが高温状態ですから、いまも真夏状態と言っても過言ではないでしょう。
※画像は「NHK NEWSWEB 天気予報」より引用
さらに局地的には、熊谷で37℃、甲府や前橋では38℃と酷暑状態になると予想されています。
19日より顕著な高温となるのが、関東甲信です。甲府市や前橋市では38℃、熊谷市は37℃と体温超えの暑さになるでしょう。
(tenki.jp 前出記事より)
いったいいつになったら衣替えができるのでしょう。長そでの秋服を出したりしまったりの日々がもう少し続きそうです。(水田享介)