「できる!」ビジネスマンの雑学
2023年11月10日
[841]あり得ないこと、軽々と。野球しようぜ!大谷翔平からプレゼント

 筆者のコラムでは大谷選手の活躍をたびたびご紹介してきました。その異次元の働きの源を探して、彼の高校時代まで遡って考察したこともあります。

[833]なぜ米野球実況は大谷選手を「オータニサーン」と呼ぶのか
(2023年10月06日)
https://www.asuka-g.co.jp/column/2310/012415.html

[第18回]-WBC優勝&MVP受賞を果たした大谷選手の人生設計ノート
(アスカ・エフ・プロダクツ 2023年3月29日)

 そして昨日、大谷選手の新たなアクションが驚きとともに報じられました。

大谷翔平 日本国内すべての小学校に約6万個のグローブ寄贈へ
大谷選手は自身のインスタグラムを更新し、この中で日本語と英語で、日本国内にあるおよそ2万校すべての小学校に、3つずつ、合わせておよそ6万個のグローブを寄贈することを明らかにしました。
NHK NEWSWEB 2023年11月9日)

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 いまやメジャーリーグを代表する大谷選手ですから、やることなすこと破格なことは誰もが承知していたはずです。しかし、この大胆すぎるプランには「CBSスポーツ」、「ブリーチャー・レポート」などの米メディアでも大きく取り上げられました。

グラブ寄付で発揮した"人間力"
大谷翔平の献身性に米感動「母国に恩返しした」
Full-Count 2023年11月10日)

大谷翔平選手 コメント
「私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。グローブを寄贈することで、子どもたちが野球というスポーツに触れ、興味を持つきっかけになってほしいと願っています。」

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 いまの子ども達は一日中スマホばかり触っている。サッカーは人気だが野球をする子は少なくなった。学力と無関係な運動会は午前中でお終いにしよう。部活は帰宅部。ケガが心配だからスポーツ厳禁。スポーツはテレビゲームでもできる時代...。

 野球に限らずスポーツ全般が、数え上げればきりがないほどたくさんの理由で現代の子ども達から遠ざけられています。

 全国の小学生の手にグローブを届けることで、この問題を解決できないかと考えての行動だったようです。

 大谷選手の写真とサイン入りのグローブ。このグローブを手にした子ども達は、野球へのやる気は間違いなく最大限になることでしょう。

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 それを横目に見る大人たちの中には自分も小学生時代に戻りたいと思う人も多いのではないでしょうか。(水田享介)

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