藤子・F・不二雄といえば、「オバQ(おばけのQ太郎)」、「ドラえもん」など子どもたちに大人気の作品で知られた漫画界の巨匠ですが、実は大人向けの漫画でも数多くの傑作を残しています。
NHK・総合では藤子・F・不二雄のSF短編集を元に実写ドラマを制作。今日の夜、午後10:45から、連日放送を行います。
藤子・F・不二雄が描いた傑作SF短編漫画が実写化!
藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ
5月29日(月)スタート
(月)~(木)[総合] 午後10:45~11:00
※同じ週の(金)午後11:45~ 4話一挙再放送
番組公式サイト
https://www.nhk.jp/p/fujiko-sf/ts/N93R8JJ329/
出演者のコメントはこちら
1話15分×7作品放送!実力派キャストが集結
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=38025
(c)Fujiko-Pro
この番組はすでにBS放送で4月からオンエアされていますが、地上波での一挙放送は今回が初めてではないでしょうか。
また、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」では、「藤子・F・不二雄のSF短編原画展 -Sukoshi Fushigiへの招待-」展を現在開催中。「SF短編」の原画を展示しています。(※2023年10月中旬までの予定)
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
※入館チケットは日時指定制。ローソンにて発売中
https://fujiko-museum.com/
(c)Fujiko-Pro
小学館では「SF短編」シリーズ・全111作を、全10巻に再編集し、2023年4月7日より順次刊行中です。「SF短編」シリーズは、藤子・F・不二雄先生が1969年から1995年まで描き続けてきた息の長い作品群となっています。
『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』全10巻(通常版)
テレビで実写版を楽しむか、それとも原作漫画を一気読みするか、さらには原画を見て思いを馳せるか。楽しみ方いろいろ。50年以上昔のSF作品がいまも色あせないことに、筆者は驚きを隠せません。(水田享介)