戻り梅雨のような不安定なお天気も過ぎ去り、今週から本格的な夏がやってきたようです。
　夏本番の日々が続くと、知らないうちに暑さのダメージが蓄積され、冷房による冷え症、食欲不振、睡眠不足など夏バテ症状が現れます。

　そうなる前に用意したい一品が、わずか5分で調理できるキュウリの酢の物。さっぱり味でいくらでも食べられる夏の定番です。

　用意するのは、キュウリとワカメ。そして季節のひと品。ワカメは乾燥ワカメでも生でもかまいません。
　季節のひと品は手を変え品を変えることで、飽きることがありません。



【材料】2人前一回分
・キュウリ･･･一本
・ワカメ･･･生で20～30グラム
・季節の材料･･･お好みの量
　（薄切りハム、ちくわ、カニかま、ミョウガなど※1）
・塩･･････ひとつまみ（小さじ1/3、1～1.2グラム）
・酢･･････大さじ2（30ml）
・砂糖･･･大さじ軽く1（8～10グラム）
・しょう油･･･お好みで小さじ1/2

【手順】
１．キュウリ一本を斜め切りで薄切りにする



２．薄切りにしたきゅうりに塩をひとつまみ、小さじ1/3を振り、軽く混ぜ合わせて５分間おく。

３．乾燥ワカメは水で戻す。生ワカメはさっと洗い、食べやすい大きさにカット。

４．季節の材料は、薄切りハム、ちくわ、カニかまなどお好みで。キュウリ、ワカメと同じ大きさにカット。
（タコ、ホタテ、蒸しエビなどの魚介類も）



５．分量の酢と砂糖（２対１）を混ぜ合わせる。砂糖はほんのり甘みを感じるくらいが適量です。



６．５分経過したキュウリをよくしぼって、汁気を切る。



７．器にキュウリ、ワカメ、季節の材料を入れてかきまぜ、５の酢液を振りかける。

８．冷蔵庫で10～15分冷やせば、酢の物のできあがり。お好みで醤油を垂らす。


写真は、大葉とミョウガの組み合わせ


薄切りハムやちくわも

※1．季節の材料は、手軽で安価に作るなら、ちくわやカニかまなどの練り物、大葉やミョウガ、ショウガといった薬味がおすすめ。分量はワカメと同じ分量が目安。


　夏バテ防止・食欲増進には、タコ、ホタテ、エビもよく合います。しょう油、ワサビを足すと味が引き締まり、おつまみにも最適。（水田享介）