今日のコラムタイトルに該当する方、つまり、いまだにWindowsXP パソコンをお使いの方は、いますぐ下記にリンクしたサイトに行って、該当するプラットホームをダウンロードし実行してください。
リンク先は間違いなく Microsoft 社のサポートサイトです。
CVE-2019-0708 のお客様にガイダンス
|リモート デスクトップ サービス リモート コード実行の脆弱性:
2019 5月14日
(Microsoft公式サイト/Windows セキュリティのサポート 最終更新日:2019年5月15日)
このプログラムを実行することで、使用中の WindowsXP が特定のウイルスに感染して、マルウェアの拡散元になる事態を防ぐことができます。
このセキュリティパッチは「大規模なマルウェア拡散を起こす脆弱性が発見」されたため、「例外的に緊急に」公開されたものです。
「一切の作業をする前にアップデートを行ってください。」
(情報提供元:twitterアカウント= @nisc_forecast 内閣サイバーセキュリティセンター[NISC] 2019年5月15日掲出)
いまだに WindowsXP パソコンがインターネット上にあるのかと、疑問を持つ方も多いと思いますが、現実は次の通りです。
Windows 10シェア増加 - 4月OSシェア
Windowsのシェアはこの2年間でWindows 10がシェアを増やし、Windows 7がシェアを減らすといった傾向が続いている。2019年に入ってからはシェアが逆転し、Windows 10のほうがシェアが高くなった。Windows 7はサポート終了が近づいているものの、現在の傾向が続いた場合、Windows XPと同じように長期にわたってシェアを持ち続けることが予想される。
(マイナビニュース/後藤大地 2019年5月05日掲出)
※マイナビニュースよりデータを引用
WindowsXP のシェアは2.46%と数字こそ低いものの、MacOS High Sierra(10.13)の2.00%を上回り、第五位にあります。
シェア第五位のOSが、マルウェアをばらまく感染源になったとしたら、さまざまなウイルスや迷惑メールがインターネット全体に広がることは確実です。
だからこそMicrosoft社は、すでにサポートの終わった WindowsXP に緊急のパッチを配布しています。
もし、身近に該当するOSがあれば、取り急ぎパッチを当てて、可能であればOSのバージョンアップを検討しましょう。(水田享介)
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■関連リンク
NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)
https://www.nisc.go.jp/