中国からのお客様が押し寄せた旧正月が終わり、ホッとしたのもつかの間、日本ではいよいよ、今月末から十連休が始まります。
観光業、接客業の方々は戦々恐々でしょうが、じつはこれとは別の大連休がもうすぐ、いえもう始まっているようです。
ソンクラーン祭り、といえばタイのお正月で、水掛け祭りともいいます。
※ゾウも水掛け大好き
通常は4月中旬の三日間がソンクラーンの祝日ですが、土日に掛かった場合、振替休日が設けられることになっています。
2019年の今年は4月12日(金)から14日(日)ですから、月・火が振替休日となり、12日~16日までの5連休となります。
【タイ】西暦2019年(仏暦2562年)祝日・休日一覧表
【2019年ソンクラーンは5連休に】
ソンクラーンに伴う追加祝日
2019年4月12日(金)を祝日とすることが、2月12日に閣議決定されました。これで2019年のタイ旧正月(ソンクラーン)は、4月12日(金)~4月16日(火)までの5連休となります。
(ことばと、タイと 2019年4月3日掲出)
※ソンクラーン祭りではみんなずぶ濡れ
ところで、4月8日はタイでは「チャクリー王朝記念日(4月6日)」の振替休日でお休みとなっています。
休み上手のタイの方々のこと、4月9日~11日を休みにして、4月6日~16日までの11連休の方がいるはずです。
おそらく日本の観光地は、先週末からタイ人観光客であふれかえっていることでしょう。
なお、日本では今月30日に現在の天皇陛下が退位され、来月5月1日に皇太子さまが新天皇に即位、元号が「令和」に変わります。
実はタイでも、同時期に大きなお祝い事が待っているのです。
5月4日にワチラロンコン国王陛下(ラーマ10世)の戴冠式がとりおこなわれます。
ワチラロンコン国王陛下の戴冠式は2019年5月4日(土)、タイ王室が発表
(タイランドハイパーリンクス 2019年1月1日掲出)
4月末から5月初めにかけて、世界中の首脳、政治家がアジアを右往左往する姿を見ることができるかもしれませんね。(水田享介)