平成が終わるまで、おそらく残された時間はあと70数日余り。
みなさんにとって平成の30年間はどんな時代だったのでしょうか。
そのことを振り返る特設サイトがNHKサイト内にできました。
「平成 -次代への道標-」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/heisei/
この特設サイトは5つのコンテンツで構成されています。
コンテンツ一覧
・インタビュー 平成考/未来を生きるヒント
・平成の足跡/人々の生活や意識の変化
・動画でみる「平成」/記憶に残るあの映像
・データでみる「平成」/来をどう読み解くか
・キーワードでみる年表/平成30年間の歩み
※サイト画像
「平成考」と題したインタビューでは、池上彰さんをはじめ、各界の著名人が平成を語るコーナーとなっています。
インタビュー 平成考/未来を生きるヒント
平成とはどんな時代だったのか、次はどんな時代になるのか。
各界で活躍する著名人や専門家が語る「平成」。次の時代を生きる私たちへのメッセージです。(今後も追加掲載予定)
(「平成 -次代への道標-」より引用)
最初に登場したおふたりは平成をどのようにとらえているのでしょうか。
ジャーナリストの池上彰さん・・・「内災外乱」
経済評論家の森永卓郎さん・・・・「転落と格差」
お二人にとって平成は決して明るい時代ではなかったようです。
筆者のイメージでは、池上さんは「週刊こどもニュース」のお父さん役でジャーナリストとしての新境地を開かれたと思います。また森永さんについてはインタビューを文字で読むと難解で深刻な内容ですが、筆者の取材経験から言うと、実際のお話をお聞きすると、相手の理解レベルに合わせたわかりやすさとユーモアのある方です。
森永さんのご意見はぜひ講演会などで直接聞かれることをおすすめします。
※期待の新人、もうすぐ登場
筆者の平成はというと、待ち望んでいた「デジタル化社会」がようやく始まった時代という感想です。
1981年にコンピューターを仕事で使い始めた筆者にとって、1995年のWindows95登場まで、世の中の人は誰もコンピューターに関心が無く、この間の15年間はアイドリング期間のようで、とても長く感じられました。
さて、みなさんにとっての平成はどんな時代だったでしょうか。NHK特設サイト「平成 -次代への道標-」をみながら、もう一度振り返るのもいいかもしれませんね。(水田享介)