ホンダといえば、オートバイから自動車まではもちろんのこと、最近ではジェット機まで製造する自動車メーカーとして有名です。
※日本でも納品が始まったHondaJet
そのホンダがこのたび、「Honda SOUND SITTER」を開発、発表しました。ベビーシッターと言えば子守りのことですが、サウンドシッターとは・・・?聞き慣れない言葉です。
いったいどんな代物なんでしょうか。
エンジン音で赤ちゃん泣きやむ?
年末年始の帰省シーズンを前に、赤ちゃんが電車の中などで泣き出した時にどうあやしたらいいか頭を悩ませている方も多いと思いますが、泣いている子どもに車のエンジン音を聞かせると泣きやむ可能性があるとする実験結果を、大手自動車メーカーのホンダが発表しました。
(首都圏 NEWS WEB 2018年12月21日掲出)
クルマのエンジン音で赤ちゃんが泣き止んだ!
自動車メーカーの発表ですから、ちょっと手前味噌すぎませんか・・・信憑性はどうなんでしょうか。
ホンダではこの件をどのように発表しているのでしょう。気になった筆者は公式サイトを見に行きました。
家族にもっと、移動する喜びを。
クルマのエンジン音で、赤ちゃんは安心する。
赤ちゃんの仕事は、たくさん泣くこと。
それを否定することはあってはいけないと思います。
でも「バスとかお店の中で、泣いちゃったらどうしよう...。」
という気持ちから、外出することが億劫になってしまう
お母さん・お父さんがいるのも事実です。
私たちHondaは、移動を支える会社として
その悩みをなんとかしたいと思いました。
(本田技研工業株式会社 公式サイトより)
https://www.honda.co.jp/SOUNDSITTER/
自動車のぬいぐるみにエンジン音の再生装置とスピーカーを埋め込んだものを、泣いている赤ちゃんに近づけると・・・。なんと、12人の赤ちゃんのうち11人が見事に泣き止んだそうです。
いまのところ商品化の予定はないそうですが、採用した音はサイトで公開していますから、どなたでもスマホなどで実験できますね。
エンジン音は3種類で、いずれもホンダのスポーツカーを代表する名車揃いです。
NSX (2018年)
integra Type R (2001年)
S2000(1999年)
お正月休みに集まったときに、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。赤ちゃんをあやしてくれるならと、スポーツカー購入につながるかもしれませんよ。(水田享介)