「できる!」ビジネスマンの雑学
2017年03月21日
[369]不正送金ウイルスの感染を調べるサイト、できました

 ネットバンキングは、お金の振り込みなどを自宅のパソコンからできる手軽さが受けて、短期間に普及しました。
 いわゆるこうした電子決済は都市銀行をはじめ、ゆうちょ銀行までサービスを提供していますが、その便利さは一方で、姿の見えない第三者の不正使用につけいられる原因にもなっています。

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 特にインターネットバンキングをターゲットにした不正操作は、すべての預金を一瞬にして横取りできることから、そのとっかかりとなるウイルスはインターネット中を飛び交っているといっても大げさではありません。

 ウイルスに感染したパソコンは、IDもパスワードも筒抜けになってしまいますから大変危険な状態です。ではどうやって感染から防ぐのか。そもそもいま使っているパソコンはウイルス感染しているのか、いないのか。

 そんな悩みを解決してくれるサイトができました。

流行りの銀行ウイルスに感染していないかワンクリックでチェックしてくれるサイト、
日本サイバー犯罪対策センターが試験公開

 一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(Japan Cybercrime Control Center:JC3)は16日、「DreamBot・Gozi感染チェックサイト」の試験運用を開始したと発表した。ウェブブラウザーから同サイトにアクセスすることで、「DreamBot」「Gozi(別名:URSNIF)」といったマルウェアに感染していないかどうかを簡易的にチェックできる。
 DreamBotとGoziは、インターネットバンキングのID・パスワードなどの情報を狙うマルウェア。感染すると、銀行口座から勝手に不正送金されるなどの被害に遭う恐れがある。昨年秋ごろから日本語のスパムメールで拡散される事例が目立っており、添付ファイルを開いて感染するケースのほか、メール本文に記載されたURLリンクをクリックすることで感染するケースも確認されているという。
INTERNET Watch 2017年3月16日掲出)


 ただし、このサイトでは感染の有無を調べてくれるだけです。ウイルスの除去まではできません。やはりウイルス対策ソフトは今後も必要ですね。(水)

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■関連リンク
「DreamBot・Gozi感染チェックサイトの試験運用を開始しました。」
一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター
(Japan Cybercrime Control Center:JC3)


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