「できる!」ビジネスマンの雑学
2016年06月10日
[250]Windows 10を使い始めたら、まずやっておくこと

 今月の6月も、10日がやってきました。10日といえば、Windows 10の日ですね。

 無料でWindows 10にアップグレードできるのは7月29日まで。あと2ヶ月を切りました。この先もWindows 7やWindows 8/8.1 のままパソコンを使い続けるのか、それともいさぎよくアップグレードするのか、悩んでいる方も多いことでしょう。

 今回はWindows 10にアップグレードした方へ、安心して使い続けるためのちょっとした情報です。

〇1ヶ月以内はWindows 7/8.1に戻せる
 アップグレードしても、一ヶ月以内であれば旧OSに復元できます。

 手順は次の通りです。
[スタートメニュー(田ボタン)]=>[設定]=>[更新とセキュリティ]=>[回復]
[Windows 7に戻す]から[開始する]をクリック

2016061001.jpg

 ※ただし、様々な設定がWindows 10で消えたからと言って旧OSに戻したとしても、すべて復活するかはわかりません。復元をかけても、ネット接続や外部機器への接続設定が元に戻らないケースもあります。そのときは接続設定を新規に作成する他ありません。
 どうせ設定をやり直すのなら復元せずに、Windows 10で設定を作り直してはいかがでしょう。

※参考サイト
アップグレードしたWindows 10を元のWindows 7/8.1に戻す(復元する) (1/2)
IT Media Tech TIPS 2016年3月17日掲出)

〇Cドライブの空き容量を復活
 前述のように旧OSに復元するために、以前のOSはCドライブに保存されています。復元の必要がなければ、これらはムダなデータにすぎません。セットアップやインストーラーもまとめて削除すると、20GB以上も空き容量が復活します。
 いずれにせよ、一ヶ月以降は復元できなくなりますから、早めに削除して、Cドライブの空きに余裕を持たせましょう。
 手順は
[Cドライブ]右クリック=>[プロパティ]=>[全般タブ]=>[ディスクのクリーンアップ]

[削除するファイル]から以下が選ばれていることを確認する。
-Windows ESDインストールファイル
-以前のWindows のインストール
-一時インストールファイル
(状態により上記のファイルがないことがあります)

2016061002.jpg

2016061003.jpg


 この操作と同時に、いざというときのために、以下の操作をおすすめします。

〇[復元ポイント]の作成
 手順は
[スタートメニュー(田ボタン)]右クリック=>[システム]=>[システムの保護]
[システムのプロパティ]から[作成]

2016061004.jpg

〇システム修復用データの用意
[コントロールパネル]=>[バックアップと復元(Windows 7)]=>[システムイメージの作成]および[システム修復ディスクの作成]から、外部接続のディスクやDVDなどに保存します。

 では、Windows 10で快適なパソコン環境をおたのしみください。(水)

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