「できる!」ビジネスマンの雑学
2016年05月25日
[243]テレビ番組のWeb記事化について~レスター岡崎の例~
NHK総合で毎週月~木の夜10時から放映している「NHK クローズアップ現代+」という番組があるそうです。 「そうです」と伝聞で書くのは、筆者はテレビ受像器を所有していないためです。テレビを持たないのは割と単純で、テレビ番組を見る時間が取れないのが理由です。 テレビ放送とは無縁の生活でありながらも、NHKのWebサイトには筆者は毎日のように目を通しています。NHKでは「これは!」という番組はサイト用に再編集したものを掲載していて、その中には良質な番組があることを教えてくれます。 イギリスのサッカーチーム、レスターがプレミアリーグで初優勝したことは記憶に新しいですが、その番組もテキストと画像で振り返ることができます。 そして"奇跡"は起きた~岡崎レスター 世紀の番狂わせ~ 世界が驚いた! 岡崎レスターの"奇跡" ゲスト セルジオ越後さん(サッカー評論家) -:世界を驚かせた世紀の番狂わせ すごいことが起きたが? セルジオさん:まだ、信じられないぐらいの気持ちですね。 すごいです。 -:どれだけ今回のレスターの優勝がすごいことなのかと言いますと、開幕前に、イギリス大手ブックメーカーが設定した倍率が、5001倍。 これは"宇宙人が見つかる"や、"ネッシーが存在する"よりも、はるかに高い倍率。 超常現象の扱いですよね。 (NHK 「クローズアップ現代+」 2016年5月9日(月) 放送) 番組をテキストに起こしたものをWebで読むことは、オンエアの番組とはまた違った良さを楽しめることがわかりました。 ひとつは考えながら内容を理解できること。映像はつぎつぎと流れていき、常に注目して映像を追い続けないと理解できません。少しでも目を離すと内容を理解できなくなることもあります。一方、テキストは自分のスピードで読解できるので「見逃し」の心配がなく、理解度はより深くなります。 また、Web記事は検索しながら読むこともできます。疑問に思ったことや理解を深めたいポイントがあれば、すぐに検索エンジンで調べることで、より多面的に理解できます。番組の映像を見ながらではこうした検索を使うことはできません。 今回の熊本地震でも、テキストでのまとめ記事の存在は大きな役割を果たしています。街が復旧していく姿を応援している自分がいます。 「熊本地震・復旧復興」(NHK NEWS WEB) 大手新聞社は古くから一ヶ月単位で「○○新聞 縮刷版」という書籍を発行しています。テレビ局も番組のWeb提供を制度化してみてはいかがでしょうか。(水) |