年始につきものの行事と言えば新年会。ついつい飲み過ぎるせいでしょうか、年明けのこの時期は、年末とともに飲食店でのスマホの忘れ物が特に多くなるそうです。
忘年会シーズンはスマホを紛失する人が多い--エムオーテックス調べ -
飲酒時にスマートデバイスを忘れたり失くしたりした経験のある人(業務用118人、プライベート用106人)を対象に「スマートデバイスを忘れてきたのはどのような飲酒シーンでしたか」と質問すると、業務用・プライベート用ともに「友人・同僚との忘年会・新年会」が第1位という結果になった。
(中略)
「スマートデバイスを忘れたり失くしたりした際、どのようにして見つかりましたか」という問いでは、ビジネスパーソンは「忘れたり失くしたであろう場所(お店や交通機関)に問い合わせて見つかった(45.7%)」が第1位に。次いで「iPhoneを探す」など、デバイスの所在地を検出するアプリケーションなどを利用して「位置情報を取得して見つかった(29.7%)」、「拾い主から連絡があり見つかった(24.0%)」という結果になった。
一方、飲食店側に「スマートデバイスを発見した後の対応について取ったことのある行動を教えてください」と聞くと、「特に何もせず、店舗内で保管(77.1%)」が第1位。次いで「電話をしてきた人に折り返す(22.9%)」、「警察署・交番・駐在所に届ける(11.4%)」という結果になった。
(CNET Japan 飯塚 直 2015年12月27日)
新年会に限らず、仕事から解放された後は、誰しもちょっと一杯と行きたいものです。
ある企業では、紛失事故を起こさないよう、仕事の書類やデータの入ったメモリ、機材などをもったまま酒席に行くことを厳禁にしています。カバンの中に、ひとつでも業務関係の物があれば、オフィスにそれらを置きに来ない限り、飲めなくなりました。
仕事が終わった後の自由な時間まで、会社の規則で縛るのか、との声もあったようです。
そのため、飲み会に参加しない同僚に預けたり、場合によってはバイク便を使って会社に届けてから飲みに行くなど、知恵を絞って指導を徹底したところ、ようやくこうしたうっかり事故がなくなったそうです。
せっかくの新年会です。スマホや、大事な預かり資料を飲み屋さんでなくすなんて事態は、絶対に避けたいですね。(水)