転職や就職活動の前にひとつでも資格を取っておきたい。こう考える人も多いようです。ではどんな資格がいいのでしょうか。
これからの時代の「稼げる資格」とは?
私が資格の取得を目指す動機は以下の3つを考えるようにしています。
それは、「賢くなれる」「仕事に役立つ」「需要性がある」です。
もしも、「あなたが資格取得で稼ぐ」を重要と考えるのであれば、活躍できるニーズがあるのかを事前に調べていくといいでしょう。どんな資格にも需要のニーズ"人気の賞味期限"があります。どんなに難関資格であっても資格取得者が
増え過ぎてしまうと労働市場は受け入れをすることができず、就職浪人を生んでしまうのです。
狙うなら将来期待できる分野にチャレンジです!
■将来性のある資格を狙おう!
稼げる資格を求めるのであれば、世の中に"必要"とされている資格=賞味期限はどうであるのかを知ることです。
「世のため人のため」の資格と考えれば、医師や弁護士を思い浮かべますが、ここでいう"必要"は、就職できるマーケットとしてのニーズがどのくらい見込めるかです。
これから資格取得を目指す人は、世の中でどれくらい必要とされているのか......という視点に切り替えて下さい。
All About 2015年11月13日(FP村井)
■小学生の時、自転車の運転免許を取得したが・・・ニセ物だった!
ある美術大学の教授は、就職活動を始める美大生たちにこう言ったそうです。
「就職するなら競争の少ない職業にしなさい」
たったこれだけだったそうです。資格の話は一切なし。
この教授の言葉にも一理ありますね。
確かに、人気の企業を志望すれば、競争は激烈。二次、三次と試験や面接を何度も受けなければなりません。もちろんこうして勝ち取った職業であれば、お給料も良かったり、エリートと呼ばれたり、イケメンや美女をはべらせて(古いか)、おいしいものを食べられたりするでしょう(妄想か)。
しかし、就職したあとも大変そうです。出世競争でふり落とされないように、勉強や気苦労も人一倍のしかかってきます。責任も重そうですね。
ならばいっそのことあまり見向きもされず、ぱっとしないけれど、ながく気楽に勤められる仕事の方がいいよね、という教授の親心がうかがわれます。
いま就活中の方、これから就活を始める皆さんは、どう思われますか。(水)