バジルとオリーブオイル、薬味を合わせたジェノベーゼはイタリアのジェノバが発祥と言われます。今回は薬味を入れないシンプルなバジルソースを紹介します。薬味がない分、あっさり味になりますが、スパゲティの具材にしたりパンに塗ったりと、いろんな用途に使えます。
作り方は、新鮮なバジルの葉っぱさえあれば、ものすごくカンタンです。薬味を入れないので、長期保存もききます。大量に作って冷凍しておけば、冬でも薫り高いバジルソースが楽しめますよ。
【材料】
調理用ソースとして作る時は、材料は3つだけです。
1.生のバジルの葉
2.オリーブオイル
3.塩 ひとつまみ
お好みで以下の薬味を追加すると風味豊かなジェノベーゼになります。
4.ニンニク 一片
5.松の実、くるみ、カシューナッツなどのナッツ類
(少し空炒りします)
6.パルミジャーノ・チーズ
【作り方】
1.生のバジルの葉をよく洗い、葉脈を引きはがすようにして二分割します。
2.フードプロセッサかすりばちで、ペーストにします。道具がないときは包丁で細かく刻んでもOK。筆者はクロック&サーク(タイの調理用具)を使っています。
4、5、6の薬味はこのときに一緒にすり潰します。
3.ペースト状のバジルと塩を混ぜ合わせます。塩辛くしすぎない。
4.ふたのある瓶に入れて、空気が触れないところまでオリーブオイルを足します。
あつあつのスパゲティやニョッキにのせるだけで、一品できあがり。
ニンニクと唐辛子を炒めたところにバジルソースを投入するだけで、味は一段とよくなります。具材と一緒に炒めればバジルソースのバリエーションは無限に広がります。
【一緒に炒めるおすすめ食材】
・トマト
・マッシュルーム
・あさり、ホタテ、エビ、イカなど魚介類
・豚肉とピーマン
・鶏肉
【のせるだけでおいしくなる食材】
・ニョッキ
・フランスパン
・チーズ
・レタスなどのサラダ
今日は何も作りたくないというとき、冷蔵庫にバジルソースがあると、本当に助かりますね。(水)