「できる!」ビジネスマンの雑学
2015年05月25日
[057]新種のフグ、日本から世界トップ10入り

 奄美大島の海に生息するフグ「アマミホシゾラフグ」が2015年の新種トップ10に入りました。海底にミステリーサークルを作るその生態は、テレビ番組でも紹介されたそうですから、ご存じの方も多いことでしょう。

ミステリーサークルの「巣作り」 奄美のフグ、新種トップ10入り 日本初
 奄美大島(鹿児島県奄美市)沖の海底で「ミステリーサークル」を描く「アマミホシゾラフグ」が、米ニューヨーク州立大・国際生物種探査研究所が実施した2015(平成27)年の「世界の新種トップ10」に選ばれた。
産経ニュース・くらし 2015年5月19日)

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●アニメ目の「アマミホシゾラフグ」と芸術的な巣


 世界に目を向けると、変わった経緯で発見された新種の生物がいます。

 ベトナム南部、メコン・デルタ地帯。米どころとして知られたこの地域は伝統的なトカゲ料理が有名で、レストランでは人気のメニューだそうです。
 とある米国人は、レストランで食材として飼われていたトカゲ達がみな似たような姿であることに気付き、知人のアメリカ・カンザス大学の研究者に写真を送ったところ、もしや新種ではないかと大騒ぎになったそうです。

 研究者は大急ぎでベトナムへ飛んでいきました。そして、そのレストランに件のトカゲを確保しておくよう「電話予約」を済ませ、ホーチミン市からオートバイを飛ばすこと8時間。ようやくたどり着いた研究者を待っていたのは・・・。

 研究者を待ち構えていたのは、遠来の客を満面の笑みで迎えるレストラン店主と、大皿に山盛りになった黒焦げのトカゲ料理でした。

 店主はこう言ったに違いありません。

 「大量の「ご注文」ありがとう。わざわざアメリカからトカゲ料理を食べにきてくれるとは、大歓迎だよ。ただし、ステーキみたいにレア(ナマ)で食べるのはオススメしないね」
(参考資料:ナショナルジオグラフィック日本版・ニュース 2010年11月10日)

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