図解 身近にあふれる「天文・宇宙」が3時間でわかる本
図解 身近にあふれる「天文・宇宙」が3時間でわかる本イメージ
著 者 塚田 健
定 価 1,650円(税込)
初版発行 2020.09.15
ISBN 9784756920706
ページ 288
版 型 B6並製
私たちの生活は、こんなに宇宙とつながっている!

皆さんは「天文・宇宙」といえば、何を思い浮かべるでしょうか。
太陽、月、星座、隕石、ブラックホール、宇宙人、星占い……。人それぞれに思いつくものは違うかもしれませんね。でも、どこか「遠い」「果てしない」イメージがあるのも事実です。だからこそ「ロマン」を感じるところが、宇宙の面白いところでもあるでしょう。

ただ一方で、私たちの身近な生活の中にも、「宇宙」と関係することがたくさんあります。
たとえば、「曜日」。日曜から土曜までの1週間の名称は、すべて太陽系の星からとられています。これはなぜでしょうか?
たとえば、地球といえば「水の惑星」ですが、この「水のおおもと」はいったいどこからやってきたのでしょうか?(最初から水があったわけではないですよね)

このように、本書では私たちの身のまわりの生活と、「天文・宇宙」との関係についてフォーカスしながら、宇宙の面白さをひもといていきます。

もちろん最新の天文学や宇宙開発の知見も網羅しています。
たとえば2020年12月に地球へ帰還する予定の「はやぶさ2」は、何を探査し、どんな期待がされているのか。
ブラックホールの仕組みはもとより、撮影に成功したその手法にはどんな技術が用いられたのか等も紹介しています。

ここまでお伝えすると「難しいのではないか」という不安もよぎりますが、そこはご安心を。著者は博物館・プラネタリウムの学芸員として、日頃から一般の来館者に向けたわかりやすい説明に定評があり、本書でもかみ砕いた説明に徹しているのが特徴です。

身のまわりの話題から、時空を超えたトピックまで、1冊でまるまる楽しめるテーマはそうは無いもの。ぜひ「思わずだれかに話したくなる」ナゾだらけの宇宙話を楽しんでいただきたいと思います!


<人気学芸員がやさしく解説!>
・「七夕」はなぜ「たなばた」っていうの?
・月は地球からどんどん離れている?
・宇宙の果てはどうなっているの?
・ブラックホールの中に入ったらどうなる?
・宇宙人って本当にいるの?
目次を見る
編集部メッセージ
2020年の感染症流行を引き起こした「新型コロナウイルス」ですが、この「コロナ」の名称は、「太陽」に由来しています。もとはラテン語で「冠」を意味し、太陽の外層大気のもっとも外側を指すとともに、ウイルスの形状がこれに似ていることで付いた名だそうです。
……というわけで、身近なところにも宇宙に関連した話が盛りだくさん! もちろん太陽系が属する銀河系とアンドロメダ銀河が衝突する?!(45億年後だけど)……みたいな壮大な話もあります。いやはや確かに、ロマンありまくりです。
担当:田中
読者の感想
京都府 A.Yさん
2024年10月13日 08:58
【購入の決め手は何ですか?】
10歳の子どもが天文・宇宙に興味があり、図書館でも色々な本を読んできたが、もっと知りたいと書店で探していた時にタイトルに惹かれたから。
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
疑問に対する答えとその解説ががわかりやすく、また図がいっぱい載っていることでより理解しやすかったようです。ただ、タイトルに「大人も子どもも楽しめる」とあるのであれば、もう少し漢字のルビがあっても良かったと思います。
新潟県 M.Kさん
2024年9月 3日 20:35
【購入の決め手は何ですか?】
同じシリーズの別の作品を読んでとても分かりやすく、面白かったから
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
分かりやすいしワクワクする内容で買って正解だった
京都府 林さん
2023年9月17日 10:04
【購入の決め手は何ですか?】
友達がこの本おすすめだよ!と言ってくれたので買ってみました
【実際に読んでみていかがでしたか?(良いところ、不満な点)】
天文学とか全く知らなかったんですけど初心者にもわかりやすく書いていたのでわかりやすかったです
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