まえがき

第１章　若さを維持する
60代、定年後に「いらない人」扱いされてたまるか。
何がなんでもうまいもんしか食いたくない。
毎日無料で血液改善。情報収集もできるお得な「ジジ散歩」。
仕事一筋に生きてきた男が結局、一番イキイキするのは「自分の仕事」をするときだ。
80歳でも、いくつになっても、デビューは刺激的。
毎日を忙しくしよう。やることがたくさんあると、病気もしていられない。
テレビを消し、街に出よう。歩けば、倍返しのお土産だ！
愛される因業ジジイにオレはなる！
恋をしよう。いくつになっても暖かい気持ちがほしい。
老いても枯れない。さびつかない。身勝手に、長生きしてやる。

第2章　前向きに生きる
隠居生活はお気に召さぬなら、新書で現世にまみれるべし。
楽しく生きるために、オシャレをしよう、形から入るのでいいから。
男の自立は、妻からも。嫌がられない、「オレの居場所」をつくる。
年寄りの傷の舐め合いは辛気くさいだけ。若い人のエキスをもらおう。
毎日、予定を立てる。予定表作りで楽しい日々を自己演出する。
上げ膳据え膳は、老化への早道。やもめ暮らしは、長生きする。
地域に活躍の場を持ち昔取ったきねづかは、伊達じゃないと、見せつける。
趣味にかけられる時間が無限にあるのが至上の喜び。
理不尽な世界への怒りは爆発する前に自己愛で防ぐ。

第3章　その先を考える
人生終局、我慢せず、好きに生き悔いなく「その日」を迎えたい。
豪邸を捨てよ、身ひとつで楽しさを知ろうパラダイスは身近にある。
妻に気遣いなく不良もできる。男やもめもいいものだ。
持病ガタつきは当たり前、医者と病気とは仲良く付き合え。
酒、タバコ……「やめられないもの」はもう、やめなくていい。

第4章　お金の不安をなくす
歳からは、後腐れのないよう「金の始末」をつけておく。
退職金を博打にせず上手に殖やすには結局、王道の投資がいい。
65からの株式投資、血圧を上げずに利益を上げるコツ。
年金＋αの小遣い稼ぎをコツコツと。稼いだ金は「経済に回す」。
「終の住処」はやっぱり、自分の城がいい。一度譲ったら、もう戻れない。
「いざというときのための貯蓄」は本当に必要か。
早いウチにさっぱりさせたい家族のもめごと。
憎まれっ子、世に憚る。周囲の目は気にするな。

第5章　いくつになっても、男は男
いくつになっても「モテる」ジジイを目指す。
いくつになってもチヤホヤされると心地よい。
老いらくの恋は「前の結婚」との付き合い次第。
超でも聞き上手が、モテる。懐を深く持とう。
異性の好みは死ぬまで変わらない。そして同じ失敗を繰り返す。