STEP 1
仕事は聞け!「教わる」ことの重要性を知ろう
「仕事は聞け!」とはよく言われるが………
◎「そんなこと教えてくれなかったじゃないか」では、もう済まされない
デキる人はみんな知りたがり屋
◎デキる人 = 仕事で成果を上げることのできるビジネスパーソン
◎「わからないことは人に聞く」という簡単なこと
現在の仕事の仕方に満足していますか?
◎ある中堅編集者の場合
◎満足は成長を停止させる
一番うれしいときは成長を実感できたとき
◎あなたが仕事で「うれしい」と思うときは、どんなときですか?
◎今の仕事はあなたの夢につながっている!
成功の扉は開いている。ただ気がつかないだけ
◎「自分の夢は今やっている仕事と違う」という言い訳
◎「きっかけ」は、いつやってくるかわからない
あなたは今の仕事をどうやって覚えましたか?
◎研修で何が身に付きましたか?
◎現場ではカスタマイズが必要
その仕事の仕方は本当に正しいかを考えてみよう
◎現場では余計なことを知らなくても仕事は回っていく!
◎「なんとなくおかしい」と思ったら、それは「間違った仕事の仕方」
「なんとなくおかしい」シグナル
◎なんとなく効率が悪い
◎なんとなく成果が上がらない
落とし穴は「そこそこできている」こと
◎常に自分の仕事に問題意識を持っていること
「そこそこ」「なんとなく」の部分を発見!
◎自分の仕事を棚卸しする「業務細分化法」
「仕事の仕方を改善する」にはどうするか?
◎情報を入手すること
◎効率化や成果を上げると言われている経験を得ること
◎実際の仕事の仕方のノウハウを知ること
効果的に改善する方法、それが「教わる」こと
◎役立つかどうかの根拠を持っているのが上司・先輩・同僚
仕事場で「教わる」ことのメリット5つ
◎「今、まさに知りたいことを知ることができる──教わるメリット(1)
◎相手の経験時間を流用できる(シミュレーション効果)──「教わる」メリット(2)
◎辞書効果(教えてもらいたいこと以外のことも知ることができる)──「教わる」メリット(3)
◎問題点を把握することができる──「教わる」メリット(4)
◎教えることを前提に教わることができる──「教わる」メリット(5)
スランプ知らずの「定義付け法」
◎人に教えることができれば本物
◎「言葉で説明」ができることが「仕事のコツ」
STEP 2
「教わり上手」になる心構え
「教わる」ことがなかなかできない理由
◎どうやって質問したらいいのだろう?
◎生まれてから一度も「教わった」経験がない?
オリジナリティはその仕事を理解することから
◎今までと同じことはしたくない!?
◎「教わること」でオリジナリティが創出されていく!
あなたの上司・先輩は「教えたがっている」
◎食事や居酒屋に誘いたがる理由
◎「教える側」と「教わる側」の片思い
ハイブリッド・ビジネスパーソンになろう
◎教わりたい内容によって教わる対象を選ぶ
◎種目別選手と十種競技選手から学ぶ
研修会・外部セミナーの活用方法
◎個対多の場面での教わり方
◎研修内容をインデックス化しよう
準備はバッチリはあり得ない。まずは行動に出よう
◎行動できる段階までの準備をした上で、まずは現場に出るほうが成長は早い
◎人は切羽詰まってはじめて覚えようとする
教わったことを活かす即効性の高い方法
◎教わった情報は、まずはそのまま使ってみよう
◎教わった情報を事例とは違う場面で真似してみよう
◎違う場面で真似したときのポイントを浮き上がらせよう
◎ポイントを細分化してみよう
STEP 3
「教わり上手」になる具体的なテクニック
「教わる」タイミングがもっとも重要
◎「教わる」タイミングを理解しよう
◎予測できる動作は、相手の警戒を解く
◎教わりやすいタイミングを作り出せる場所を見つけよう
◎休憩時間を有効活用しよう
教えてもらう相手の状況を察する練習方法
◎空気を読む練習方法
◎立ち食い蕎麦屋さんで1万円を出すお客にはならないようにしよう
大事なポイントでのお願い事は熱意を伝えよう!
◎非常事態や勝負の分かれ目でのお願い事
◎相手の忙しい時間帯ではさっと聞いて、すっと引こう
効果的な質問方法
◎効果的な質問文とはどのようなものか
◎まず自分で考えてみる。そして考えた証拠を提示した質問文にする
◎「教わる」前には、質問内容を細分化して質問する
教わる相手を乗せてしまうコツ
◎乗せられる自分になろう!
明るい表情で接しよう
◎女性よりも男性は自分の良い表情というものを知らない
「教わる」場面での一番の乗せる動作は「うなずく」こと!
◎「うなずく」という行為は話し手を乗せる
感心してみよう
◎感心したときに使う言葉「なるほど」「あ」
◎「あ」のバリエーション
「教わる」ときには知ったかぶらない
◎もっとも相手を不快にさせる知ったかぶり
波長を合わせる方法
◎「間」を持たせるオウム返し
◎話の流れを自分の方向に持って行くオウム返し
トーンによって同調する、同調させる
◎相手と同じトーンに合わせて話すチューニング
動作を真似るミラーリング
◎ミラーリングを活用して同調させる
STEP 4
勝手に「師匠」をつくろう
「教わる」相手を勝手に師匠にしよう
◎教わる相手との共有時間を最大にするためのライトな徒弟制度「勝手に弟子入り」
師匠の教えてくれたことは必ず自分のためになると信じよう
◎とにかく師匠のことを信用する
◎「なんのために」を考える
◎自分のこととしてシミュレーションしてみる
自分自身の意志で弟子入りしたのだと確認する
◎一切の責任は自分にある
◎「ありがとう」と言うクセ
自分なりに理解した上で「鵜呑み」にする
◎依存的鵜呑みではなく、理解した上で鵜呑み
師匠と同じ時間を共有する
◎師匠と同じ時間を共有する必然性を演出する
ゴールを設定して期限を決める
◎勝手に弟子入りの目的とゴールを設定する
師匠を徹底的に真似してみよう
◎真似とは「師匠だったらどう考えるか」を考えること
「勝手に弟子入り」時のメンタルマネジメント法
◎事実をどういう角度から考えるか
◎「もう50キロ!」と「まだ50キロ……」の違い
感情をどう処理するかがポイント
◎一人で怒る、一人でくやしがる
感情を自覚し、ポジティブに誘導する方法
◎もう一人の自分と語ろう
STEP 5
自分だけは変えられない。でも、「教わる」ことで変わっていく。
人生で起こっていることに無駄はない!
◎過去の経験こそが自分の財産
「線」になると「成果・目標達成」になる
◎「経験」は「点」、それがつながって「線」になること
失敗も重要な経験=「点」となる
◎失敗ですら成果にしてしまおう
失敗という「点」の連続だったわたしの人生
◎失敗体験は現在の環境への感謝の心を創出する
自分の得意分野に着目した事業転換
◎得意分野の連鎖から新規事業の発想を得る
出版、ガイドデビュー、メディアへの露出
◎出会い・教え・チャンス
◎「ディールは人を育てる」
M&Aに成功、1億円の借金を2年で返済
◎「教わる」から「教える」に
おわりに
人生は簡単には変えられない。でも「点」を増やすことで「変わっていく」