プロローグ
良好な呼び込みなくして繁栄はありえない

1　人を呼び込むにはコツがある！
　　なぜ人が集まるのか
　　普通の人が人を集めるには
2　他業種から学べることは多い
　　他人の振り見て我が振り直せ
　　「関係ない」という思い込みをなくす
3　わかっているとは思うけれど、「現代は大きく変化している」
　　「売り手」の思い込み
4　無理をしなくても人を呼び込むことはできる
　　身の丈以上の無理をしてしまいがち
　　自分をごまかさず、正直な姿で勝負すること


集客基本編
人を呼び込むには鉄則がある

1　「人を呼び込む感性」を研ぎ澄ます
　　・顧客を効率よく呼び込んでいる人（企業）を探す
　　・どのような方法で人を呼び込んでいるのか観察する
　　・顧客に追いかけられている観察対象と同じ空気を吸う
　　・観察対象のマネをする
2　モノマネをオリジナルに変える
　　自分の「立ち位置」を知り、「身の丈」で勝負する
　　自分（自店・自社）の「強み」「弱み」を書き出す
3　「弱み」を顧客を呼び込む「強み」にする
　　あえて「弱み」を見つめ直す
　　「弱みが顧客を呼び込む強みになる」コピー事例
　　・地方の山村への配達業務が大幅な赤字の宅配業者
　　・専門医が不足している病院
　　・駐車場が確保できないヘアサロン
　　・温暖化防止対策の新製品投入の時期が遅れているメーカー
　　・個人情報を流出してしまった保険会社
　　・定時運行による運転手の過労が悩みの運送業者
　　・安売り提供による収益の悪化した小売店
　　人の生き方を振り返って確認してみる
　　「素」のままで勝負する！
4　 呼び込みたい顧客を絞り込む
　　「何でもかんでも、どんな客でも」と追いかけないこと
　　価値を理解してくれる人に限定する
5　他人の持つ「価値観」を知る
　　復習「なぜ、呼び込みたい対象を絞り込まなければいけないのか」
　　最初から共感で理解しあえる相手を探して呼び込んだほうが効率よい
6　「価値観」の一致した顧客を見つける
　　人は予備知識があればどんな場面にも対応する
　　人は先の見通しを悪いほうに伝えないようにしてしまう
　　潔くわかりやすく正直に伝えられる売り手が最終的に繁盛する


集客応用編
質のいい顧客とつながるために

1　どんな顧客と付き合っていきたいですか？
2　上質客ほど呼び込みやすい時代になってきた
　　「追いかけてもらいたい」2つの消費者像
　　上質客の定義
　　正直な生き方に惚れ込んで追いかけてきてくれるのが上質客
3　上質客ではない客層
　　背伸びをして「暫定客」を追いかけていませんか？
　　ある塾の例
　　上質客に追いかけられると、どうなるか？
4　小規模・三等立地でも勝負できる
　　手に入りにくいほど価値が増す
　　売り手自身が「自分は何者であるのか？」を正直に伝えていけばよい
5　「正直」でいるための考え方
　 「正直」でいられなくなる3つの考え方
　　・強引に何かを引き寄せたいとき
　　・ 自分の存在を否定されたくないとき
　　・何かを失いたくないとき
6　正直でいることのこんなメリット
　　現代の消費者志向のストライクゾーン
　　・スタイルが変わる
　　・ウイークポイントが強みになる
　　・姿勢が変わる
　　・競争相手との関係が変わる
　　・内部スタッフの意識が変わる
　　・外部への立場が変わる
　　・危機管理の考え方が変わる


集客仕掛編
上質客を呼び込むための分析ツール

1　上質客を呼び込むための「ブレ」をなくす
　　「本音」の軸にブレずにすれば、加速度的に集客できる
　　「正直スケール」で分析する
2　評価と対策
　　典型的なタイプ
　　ありがちな傾向と対策
　　キレイな六角形を作ろう


集客対策編
7つのユーザーに向けて「正直の軸」を矯正する

1　呼び込む人それぞれに向けて「正直」の軸を矯正する
2　追いかけられる人の姿を明確に捉える
3　エンドユーザー（購入客）に対して
4　ワークユーザー（内部スタッフ）に対して
5　コーチングユーザー（監督官庁）に対して
6　コミュニティーユーザー（スタッフの家族・周囲）に対して
7　スクラムユーザー（協力会社）に対して
8　ホールドユーザー（株主）に対して
9　ソシエティーユーザー（社会）に対して
10　必須6大栄養素を平均的に補給することで、売り手の繁盛レベルが上がる


エピローグ
「正直」こそ時代のキーワード

1　正直者がトクをする時代になった！
2　顧客満足は自分満足
　　本当に「お客様の立場」になれるか
　　自分の気持ちに正直になるほど、呼び込む相手に何をすべきかが明確になる