プロローグ 中小企業はなぜ経営を継続できないのか?
1 企業は起業するより継続するほうが難しい
2 企業は倒産すると、なぜ個人財産までなくなる?
3 中小企業(事業)と経営者個人の「家」の関係は?
強運会計士コラム〈経営者の天命〉
一部 普通の中小企業と100年続く企業とは何が違うのか?
第1章 自社のような中小企業の特徴を見直してみよう
1 中小企業では経営者と株主は同一です
2 中小企業は臨機応変・スピーディーに意思決定できる
3 中小企業には税法等のメリットがある
4 中小企業が資金を調達するときは借金で賄う
5 銀行も経営者も企業の財産と経営者個人の財産を混同する
6 中小企業の事業承継者は同族関係者のみです
強運会計士コラム〈経営者の決意〉
第2章 中小企業は資金調達の悩みは尽きない
1 中小企業には3つの資金調達の方法がある
2 資本金としての出資による資金調達
3 銀行や同族関係者からの借入金による資金調達
強運会計士コラム〈銀行との付き合い方〉
4 無限の可能性のある事業利益による資金調達
強運会計士コラム〈なぜ、赤字が出るの?〉
第3章 中小企業はなぜ生き残れないのか?
1 経営環境が変われば経営手法も変わる!
強運会計士コラム〈経営者の器〉
2 中小企業はなぜ倒産するのか?
3 支払手形は最もペナルティの大きい危険な負債
4 倒産とは何ですか?
5 中小企業が倒産すると経営者個人はどうなるのか?
強運会計士コラム〈打つ手は無限〉
第4章 100年以上続く企業に学ぶ
1 温故知新
2 社是・社訓・経営理念がある
3 質素倹約である
4 信用がある
5 キャッシュフロー経営
6 経営者の役割が明確
7 社員を成長させる教育システム
8 しつけ・マナー教育
強運会計士コラム〈チャレンジする人とチャレンジしない人〉
二部 100年続く企業に変える方法
第1章 企業(事業)の財産債務と個人(家)の財産債務を切り離す
1 100年企業へのスタート
2 事業会社・不動産賃貸会社・同族関係者個人の「家」に分ける
強運会計士コラム〈社会的成功の追求と人間的成功の追求〉
第2章 財産を切り離す具体的な事例
1 もうすでに分離している具体例<S家の場合>
2 これから分離しようとする具体例<A家の場合>
強運会計士コラム〈経営者は複眼で見る〉
第3章 事業会社が継続するための条件
1 中小企業が継続できるための3つの条件
2 社是・社訓・経営理念の浸透
3 目標を実現するためのPDCAサイクルの実践
4 借金の順序を間違えない
5 銀行借入での個人保証の範囲
6 設備投資と借入金の返済期間との関係
7 経営と社員のベクトルを合わせる
8 事業会社の経営者は同族関係者でも第三者でも良い
9 事業会社の持株割合
強運会計士コラム〈ビア樽の法則〉
第4章 不動産賃貸会社が継続するための条件
1 経営者と株主構成は「家族」だけにする
2 不動産賃貸以外の事業をしない
3 後継者は不動産に関する知識をつけること
4 個人財産の担保提供及び個人保証をしないこと
強運会計士コラム〈経営計画の実現は執念〉
第5章 同族関係者個人の「家」が継続するための条件
1 最も大事なものは「家」であり他は手段に過ぎない
2 誰が「家」の後継者になるの?
3 「家」の財産は自宅と株式と金融資産
強運会計士コラム〈経営者の実践〉
エピローグ 自分の会社を100年企業にするためのまとめ
1 企業・個人の財産債務、役員状況、株主構成の現状調査
2 100年企業へ向けての処方箋作り
3 100年企業へ向けての実行
4 事業会社・不動産賃貸会社・同族関係者個人の「家」を継続していくために
強運会計士コラム<感謝>