第1章
小さな会社の社長が、意外と見逃しがちな〈社長の仕事〉のルール
01 会社とは闘う集団で社長はそのリーダー
02 自社の「今」を認識し「将来」を確認する
03 自社の進路を決める
04 小さきことのありがたきを知る
05 「創業わがため、守成世のため」社会的責任ということ
06 「仕事」とは逃げていくもの!
07 「いさぎよきは悲惨を招く」
08 「トップダウン」だ
09 社長が物分りがよくなったら衰退の兆し!
10 社長が入る「会議」は少ないほうがいい
11 「朝令暮改」をためらうな
12 社内に社長の姿を見て安心する
13 社長の長話は誰も聞いていない
第2章
経営計画書が好きな社長の経営下手!
14 神様はバランスをとる!
15 「適度の栄養、適度の消毒」
16 「明るい部分の経営公開」をする
17 社長の仕事は社長にしか見えない
18 社長は思い切って会社を離れる時間を作れ
19 「社長の決定が会社の盛衰を決める」
20 経営計画書を作る前に強い営業部を作れ
21 いいですか。「任せる」と社長の仕事は増えるのです
22 「以下、よろしく」が大ヒット連発の「任せ方」
23 自分の体力のあるうちに「任せていこう」
24 月に一度「ボス・タイム」を設定する
25 「あの旗を撃て! 猛進1年」「見直し・検証1年」
26 「私(わたくし)ししないこと」――― これが人心掌握のルール
27 社長は失敗を恐れるな
28 経営計画書を過信するな
第3章
社長の「お金対策」のルール
29 劇的に「経済のルール」が変わっている!
30 「お金を借りること」をおそれるな
31 過去の銀行付き合いの常識を捨てよう!
32 「資金繰り」対策の「はじめの一歩」は「積金」から
33 支店長、融資責任者と付き合ってこそ銀行取引なのだ
34 「いざ!」というときのためにテストもしておく
35 銀行へは「表敬訪問」をかかすな
36 上席のバンカーの「逆表敬訪問」は警戒信号!
37 資金繰り用に社長の給与の「別口預金」口座をつくる
38 親・友人・知人、頼める先を確保しておく
39 社員さんや取引先さんから調達する
40 社長は、会社のためにも「高い給与」をとろう!
41 儲かっている会社の社長は退職することで会社をラクにできる
42 どうすれば、社長の退職金は経費扱いされるのか
43 退職金支払いを全額「銀行融資」で実行する
44 社長の「経営数字」のポイントは
45 必要なときに「金の使える社長になれ」
46 数字に一喜一憂するなかれ
47 伸びているときこそ、要注意
48 ときには、バランスを崩せ。荷物を背負って背伸びしろ
第4章
「人で伸びる・人で衰える」社長のルール
49 社長のなりふり構わずは福を呼ぶ
50 お金を社内に配る社長には加速度がつく
51 社内の人間関係の基本は「昇給と賞与と休日」だ
52 もともと「人間関係」とはクタクタになること!
53 「人相」のいい社員をあつめて「集団運」をよくしよう
54 社員は社長を自慢したい!
55 「マズローのルール」で、社員の「立ち位置」を確認せよ
56 社員さんたちの特質と「対応のルール」
57 「インフォーマル組織」の改善・駆除には果敢に対応せよ
58 集団を「修正と矯正」でいい形にしていこう
59 ひと作りに投資を惜しむな!
60 10年に一度、「会社の人間ドック」を
61 目先の損にこだわるな。目の前の得にこだわるな
62 人間のからだも「会社」も〈毒だし〉が、大事!
63 「有能社員」だけでは会社は成立しない
64 辞めていく社員さんを冷たく追い出すな。残る社員の心が荒む
65 会社の役員の数は少なく
66 勝負は10年ごし。じっくり自社を強くする
第5章
社長専科「税務対策」のルール
67 「節税」は「売上げだ!」と考えよう
68 「節税」は社長にしかできない
69 税務署は儲かっている会社を逃がさない!
70 他社の税務調査の話は参考にならない
71 通常は1年調査、「過去3年間にさかのぼる」ことも
72 周期的にやってくる
73 税務調査は任意の調査。聞かれたことだけに簡潔に答える
74 税務官も人の子好んで心証を悪くするな
75 〈妥協〉が最良の解決策!
76 相性の悪い税理士は替えてしまえ
77 いい税理士さんを見つけよう
78 〈税務調査は国の費用もちでの「会計監査」である〉