はじめに


第１章　リーダーに「素質」はいらない

必要なのは「武勇伝」より「未来予想図」
「相手を変える」前に「自分が変わる」
「気合」を強要せず、「本心」を示す
「鋭さ」より「わかりやすさ」が大切
「わが社のため」ではなく「あの人のため」
仕事のできる彼がリーダーをおろされた理由


第２章　すぐれたリーダーになるための「最短距離の歩き方」

超速で「部下の警戒心」を溶かす
心をわしづかみにする「ほめ方」と「叱り方」
「決めゼリフ」で自分をブランディング
つねに「先頭を歩く」ために
すぐれたリーダーだけが使っている 「魔法の主語」
「助言」ではなく「質問」で部下を動かす
部下の限界をぶっこわす「質問力」
これだけで「リーダーとしての器」が大きくなる


第３章　ダラダラ残業をなくす！「最速の仕組み」

がんばり依存症が、賞味期限を短くする
集中力をマックスにする「締切効果」
ＰＤＣＡを超える「無邪気な実験」サイクル
業務太りをなくす、「ダイエット思考法」
帰りにくいムードをたち切る、「退社時間宣言」
意図的な「サボリ時間」が残業を減らす


第４章　部下のやる気が向上する！「目標設定の仕組み」

「勝てば官軍」では、部下がすり切れる
「目標を決める人」にだけ、やる気は宿る
チームのやる気を高める鍵は、「未達成者の存在」　　　
どうしようもない部下には「やさしいオプションを
「ダメ出し」は愛という名のもとに
「おみこし効果」で手抜きを予防
感動は「締切の１秒前」まであきらめない姿勢に宿る


第５章　いかなる状況でも必ず「達成する仕組み」

初日に「達成日」を宣言すれば必ず達成する
「破天荒な覚悟」が常勝のチームをつくる
「ＫＰＩ」を設定すれば、黙っていても達成する
あらかじめ「一発逆転」の仕込みをしておく
チームに「勢い」をつけるリーダーのひとこと


第６章　チームのチカラが上がる！　部下に「任せる極意」

「自分でやったほうが早い」でリーダーは自滅する
逆らう人を静めたいなら「参謀」をつくろう
あなたは、部下に「ピストル」を渡しているか？
「任せた後の不安」は仕組みでクールに乗り越える
部下をホット（本気）にする「コーチング」とは？
「高い評価」を勝ちとれるリーダーになれ


第７章　１つのミスが命取り！「リスク予防法」

厳しくするだけでは、不正はなくならない
不正と天気は予測できる（予兆を知る）
「心が折れやすい」人には、各駅停車で！
「燃え尽きそうな人」には、「がんばりたくても、がんばれない仕組み」を
ハラスメントの境界線を理解しておこう
優秀なリーダーほど、「クレーム」を増やそうとする理由
「３ステップ報告」で緊急事態に強くなる


第８章　新人を一流に「育てる極意」

新人に「好循環」をグルグルまわす方法を教えておく
「信頼される人」になる極意を教える
「感動される」極意を教える
「徹底する基準」をインストールする
「成果をみんなの宝物にする」ことを教える