グローバルサウスの盟主・インドの「本当の姿」が1冊で丸わかり!
大人気の前作を、時代に即してリニューアル!
世界一となる14億人の若い人口を有し
超富裕層は桁違いの力を持ち、
中間層も成長してきたインド。
世界のイノベーションハブとしての注目も集まる中、
中国を回避して、
インドへ進出先を変える企業も続出中です。
政治の世界でも、
途上国の盟主として存在感を出しているインドの今を、
マンガで楽しくわかりやすく伝えます。
見開き展開で全ての項目にマンガがついているため、
サクサク読み進めることができます。
インドで働く上で知っておきたい、
ビジネス・政治・経済・文化などの情報が詰まっています。
海外進出を考えているビジネスパーソンだけでなく、
インドに興味をもちはじめた人のはじめの1冊としてもおすすめです。
目次を見る
はじめに
第1章 インドビジネス最前線
01世界の中で浮上するインドの存在感
グローバル経済変容の中、高まる関心度
02世界一となる14億人の若い人口
2030年代半ばまで続く人口ボーナス
03超富裕層はけた違い
人口の5%が富の60%を保有
04変わりゆくインド市場
デジタル化の恩恵を受ける中間層
05新たなIT大国、インド
世界のBPOから開発ハブへ変容
06インドビジネス成功の勘所
長期的視野かつ臨機応変な軌道修正
07好機到来するビジネス三選
新エネルギー、Eコマース、IT
もっと知りたいインド
国家予算と赤帳簿
第2章 インド理解のきほんのき
01悠久のインド
3000年の歴史
02独立までの道のり
現代インドの誕生
03センサス(人口調査、国勢調査)
10年に一度の大仕事
04地域と暮らし① 南と北の独自性
海に囲まれた南、歴史の主舞台の北
05地域と暮らし② 多様な特色
環境がそれぞれの文化を作り出す
06地域と暮らし③ 重要な都市
七度の都、IT産業の中核、世界遺産
07宗教① ヒンドゥー教とは何か
人間的な神々を讃える信仰
08宗教② 南アジアのイスラム教とキリスト教
2億人の少数派と最古の外来宗教
09宗教コミュニティとビジネス
宗教少数派の助け合い
10「インド語」のないインドの言葉
地域言語と言語制作
11多様化するインドの英語
共通語ゆえのピンキリ化
12インドの女性観
根強い価値観
13ジェンダーの多様性・LGBT
世界の最先端を行く政策
14日印の接点
五十音、七福神、ザビエル……
もっと知りたいインド
インド森林職(Indian Forest Service)
第3章 複雑なインドの政治と外交
01インド憲法と政治の体制
共和制と連邦制
02 インドにおける大統領
国家統一の象徴
03選挙と民主主義
世界最大の民主主義国家
04政党政治と政権の構造
国民会議派とBJP
05地域政治の重要性
多党化と地域政党
06カースト、階層と政治
複雑にからみ合う利権と確執
07ナショナリズム
インド国民とは誰か?
08コミュナリズム
排他的な宗教至上主義が対立を生む
09宗教と政治
宗教にもとづく対立
10改正国籍法
各地に広がった反対運動
11マオイスト(左派ゲリラ)
極左武装集団が治安を乱す
12メディアと政治と庶民の声
脅かされる言論の自由
13インド外交
非同盟から全方位連携外交へ
14大国化を目指すインド
BRICSから安保理常任理事国へ
15グローバルサウス
自他共に認める「盟主」
16軍事戦略と核問題
パキスタン・中国との対立と自力の安全保障態勢
17現代の日印関係
無関心から関係緊密化へ
18 海外在住のインド人の諸相
千差万別の実力者
もっと知りたいインド
パールシー
第4章 躍動するインド経済
01成長するインド経済
独自の発展を遂げる新興国
02規制から自由化へ
歴史と構造
03複雑にからみ合う経済関係
戦略的な協定
04多様な地域経済
主要都市と主な産物
05米と小麦が支える農業
食料増産と管理制度
06これから期待の工業
メーク・イン・インディアへ
07経済成長を牽引するサービス業
勢いがあるのはITだけじゃない
08インドの有力企業① 老舗から新興財閥まで
タタ、ビルラー、リライアンス、アダニ
09インドの有力企業② 知識集約型産業
インドを牽引するITサービス
10環境問題への取り組み
対策に大規模な投資が必要
11広大な国土を結ぶ交通
発展する交通網
12拡大するエネルギー消費量
電力不足が大きな課題
13課題の多い物流
膨大な時間がかかる産業回廊の開発
14若く豊富な労働力
豊富な労働力、限定的な雇用機会
15経済社会階層と市場
注目される中間層
16貧困と経済格差
成長から取り残された人々
17経済援助
実は援助供与国
18株と不動産
個人投資は恩恵に預かれるか
19国内出稼ぎ労働者
仕事を求めて都市へ
もっと知りたいインド
夜8時の首相演説
第5章 インドビジネスへの進出
01外資規制と優遇措置
ネガティブリストと各種規制
02インドでの法人種別
現地法人、駐在員事務所、支店
03現地法人の設立
4つのステップと会社法
04インドのスタートアップ
世界第三位のスタートアップ大国
05インドの工業団地と経済特区
自社工場から工業団地へシフト
06インドで「売る」には
難解な流通網、テクノロジーの挑戦
07難解な税制と煩雑な税務
GST導入後も複雑・難解さは残る
08為替と外貨管理
インドルピーの使い勝手
09現地駐在/外国人のビザと個人所得税
入国するにはビザが不可欠
10現地駐在者/外国人の居住環境
大都市では家賃が高騰
11インド生活の危機管理
危険な場所に行く愚を犯さない
12現地での人材採用
優秀人材の獲得は熾烈な争いに
13インド人との仕事の仕方
正反対にも見える人々を理解しよう
14インドにおける日本商品、日本企業のイメージ
インド市場をねらえ
もっと知りたいインド
スワッチ・バーラト
第6章 多様でディープなインドの社会と文化
01インド人の人生観
四往期に見る理想の暮らし
02カレンダーと祭事
各宗教に配慮された祝日
03ベジとノンアル
拡大する「サンスクリット化」
04教育制度
超学歴社会と熾烈な受験戦争
05教育の実態と中間層の苦悩
不十分な義務教育制度
06近ごろのインド① デモニタイゼーション
苦難に満ちた強硬策
07近ごろのインド② システムの進化と落差
便利なサービスが引き起こす大渋滞
08近ごろのインド③ スマートフォンとキャッシュレス
現金主義からキャッシュレス先進国に
09 インド映画の名作
映画館離れが進んでも心に残る作品
文献ガイド
編集部メッセージ
ついに世界人口ランキング1位となり、中国に変わる市場として世界が大注目しているインド。
現地のインドを熟知した著者たちが
リアルなインドの最新情報を
マンガで楽しく分かりやすく教えます。
ビジネス参入したい人にも
インド映画でちょっと興味をもった人にもおすすめの
文化、歴史、政治、経済、ビジネス事情まで、まるわかりの1冊です。